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(回答先: Re: 今、日本には終身雇用が必要なのか 投稿者 XYZ 日時 2002 年 8 月 25 日 18:54:33)
そうですか・・・。でも、
・・・「管理職」以外の労働者には、雇用の保証は必要だと思う。
→なぜ管理職以外の労働者だけという論理はどうも理解しかねます。
管理職は企業内である意味選ばれた人材がなるべきでしょうし、
「管理職」次第では組織の活性化にも繋がるでしょう。
当方の意見は、今の上場企業の6−7割はつぶれてしまえという意見だあるのでいたしかたない。
→そんなことになったら企業に勤めている人間はどうなるのですか。
中小企業が復興すればよいということでなのでしょうか。
社員には、労働組合というものが、大企業にはある。業績がおかしいから労働者をリストラすると
いうことが間違っている。業績の悪い原因はなにかを考え、責任あるものに責任を
とってもらうことが大切である。日本の社長の首をかえるだけでは変わらない。
→そのとおりだと思います。今の政治も同じですよね。
企業とは、生き物である。死ぬ時もあれば生き返る時もある。日本の企業は、
年代が違うだけで同じような仕事をこなしても賃金は違う。銀行にいくと
忙しく窓口の女性は応対しているが、入り口の案内をしている中年の男性と
給料が、倍くらい差がある。こんなことは、本来の終身雇用ではない。
→一例としてはそうですが・・・。でもそれが全体像ではないような気は
します。ある意味では銀行内でいつもふんぞり返っている幹部よりは
店頭に立って顧客の世話をすることは決し手悪いことではないような
気がします。
年功序列=日本型終身雇用ではいいとは思えない。また、日本の大企業が
おこなっている雇用は、日本人だけが対象のように思える。海外の企業といっても
当方のしっている会社しかわからないが、能力があれば、本社の中枢にひきあげて
くれる。日本の大企業は、外国人となると社員になるのは、むずかしく、本社の
中枢にはほとんど無理である。
→確かにそういう企業はまだまだ少ないとは思いますが、大企業は
外国の社員を雇用してますよ。外国籍を持つ人物が国内の日本企業に
勤める機会がないとは思えません。入社したいのに外国人だからという
理由だけで拒否している企業があれば問題ですが。しかし今は昔ほど
門戸が狭いとは思えません。
雪印、日本ハムにおいては、終身企業の建前があるから、社員がなにか
隠しているように感じてしまう。
→それはあるかもしれませんね。でも自社株を有している社員が社の問題を
いち早く察知して買いぬけするという危険性もありますので、
社側からすればぎりぎりまで社内にも公表しないということは
往々にしてあることだと思います。
豊田自動車のように労働者の雇用を保証するのはいいことだと思う。ただ、
豊田グループの社員が、不正をはたらけば、まちがいなく隠そうとするだろう。
経営と労働者を区別して考える雇用を考えたほうがいいと思う。
→経営と労働者の区別・・・・。新しい発想かもしれません。
ただ心情として・・・叙情的になってしまいますが、いきなり経営者
に得体の知らない人物がぽっと入ってきたらなんとなく嫌ですし、
不安です。経営者はその会社を知り、その社員を知り、企業風土
ひいては組織風土をきっちり理解した上での人物になって欲しい
ものです。今は変革の時代ですからここ20年くらいはある程度
カリスマ性のある人物が経営者として参加しても良いかもしれま
せんが、「ついてこい」というより「いつのまにかついていっている」
イソップ童話の「北風と太陽」のようなリーダーが理想なのではない
でしょうか。そういう人物はその企業を本当の意味で「愛していない」
いないと勤まらないと思います。話がそれましたが。
トヨタさんくらいの大企業になると、社員教育も行き届いていますよ。
本田さんもそう。今、大手企業は、企業倫理、法令遵守の精神は社内研修
や経営者の社内講演でかなり謳われていると思います。