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(回答先: 感想 投稿者 一読者として 日時 2002 年 8 月 24 日 17:28:15)
当時の風習については存じませんが、多分、手錠のような装備がなかったので、暴虐な彼らとして、そういう手段を用いたのではないかと思います。
また、先のレスをしたためる時に、気づいたのですが、旧南宋の軍隊は、対馬と壱岐に進攻はしていないようです。
第2次元冦では、「日本伝」によれば、2-3万人が日本の捕虜になったようですが、蒙古人、高麗人、漢人はすべて処刑され、南宋人は奴隷にされたとのことです。私が推察するに、対馬と壱岐における残虐に対してなされた区別と思います。(なお、北条時宗は、第1次元冦後、降服を勧めて来日した使者を全て処刑していますが、政治的にも、対馬と壱岐の残虐に対する彼個人の想いからも、止むを得ないものであったと思います。この点については、NHK大河ドラマにおける演出と和泉モトヤの演技は秀逸であったと思っています。)
正直なところ、私は政治的に策動するのは嫌いですし、眼には眼をとも思っていません。人間の業のようなものを人間は理解して、それを乗越えるべきだと思っています。歴史を知ることの一つの意味は、そのようなことだと思いませんか?