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(回答先: なぜ個人は株式投資をしないのか 投稿者 XYZ 日時 2002 年 8 月 22 日 00:52:21)
常識的に考えれば、答は1つだと思います。
株価が下がり続け、株で儲けた人が周囲に誰もいないからです。
この5年で、日経平均は、2万2000円から9500円に約57%減、TOPIXで、1750から950と約46%減です。
ほとんどの個人投資家が、この5年間で株で損を出しているはずです。
この期間に株を購入した人は、(小生を含めて)動くに動けない状況にいるはずです。
新規参入予備軍は、そうした状況をつぶさに見ているはずですから、なおさら慎重になるでしょう。
知り合いの中で、株で儲けたという人がいれば、心も動くでしょうが、小生の周囲にはそんな人はいません。
株式市場自体が、個人投資家にとって、非常に不利な環境(証券会社、機関投資家、メディア、政府、アメリカなどの連合軍による片八百長相場の形成)にあるのも影響しています。
プロでもどうかという中で(証券会社の営業に聞いても引き気味です)、個人投資家が利益を出すのは至難の業です。
こんな中で、個人投資家云々を議論することは、現状を理解していないことの証左のように思えてなりません。