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(回答先: Re: 野党連合は路線変更せよ 投稿者 MASA 日時 2002 年 10 月 29 日 17:05:04)
政治の世界でも各種の運動の場でも共産党は共闘を組む相手方とされないことが多い。野党共闘でも「共産抜き」とわざわざ断られている。何故そうなのか。これには理由がある。
共闘を組むと言うことは、小異を超えて共通の敵に対処する、つまりは、共闘を組んでいる組織同士の諍いは休戦状態にし共通の敵に向かって力を結集しようと言うものだ。
しかし共産党はこの「共闘を組んでいる組織同士の休戦」を守らないのだ。というよりもむしろ組織切り崩しの絶好の機会として休戦協定を利用することが多い。その結果気がつけば共闘打ち合わせ会などの「気を許した会合」を利用して組織をずたずたにされていた、ということが起きている。
原水禁が分裂したのも、部落解放同盟が社会党に鞍替えしたのも、表向き共産党は相手の責任にしているが、本当の理由はこのような卑劣な組織侵奪行為を共産党が仕掛けたからに他ならない。
運動に携わったものはこの事実を良く知っているから、組織防衛のために無駄な力を割かなければならなくなるので、共産党とは手を組まないようになってきた。これが、真実の理由なのだ。
このようなことを書くと、またぞろシンパがふにゃふにゃと寝言を言ってくるだろうが、このような共産党の内部切りくずしにも似た行為がこれまでどれだけ共闘活動の全体的な力を低下させてきたかを共産党は反省すべきと考える。
学生時代に60年安保を戦ってきた者として、当時非常に残念に感じたものだ。何故自分の利益しか考えられないのかと憤慨したことを、今、痛恨の念を込めて思い出している。