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木村氏の『緊急警告!フロリダでまたもや投票不正操作の疑い濃厚のトークショー情報』( http://www.asyura.com/2002/war18/msg/200.html )でW.ブッシュ大統領の弟であるジェフ・ブッシュ州知事絡みの投票で不正があったのではという情報が流れている。
フロリダ州は2000年の大統領選で不正があり、それがW.ブッシュ大統領の当選につながった曰く付きの州である。
だから、とんでもないことだが、そこの州知事選で不正があったからと言っても驚くに値しない。
事前の世論調査で接戦と報じられていたのに、ジェフ・ブッシュ州知事が圧倒的に勝利したという報道を聞いて、大掛かりな不正を行ったのだろうとは考えた。
そして、もっと巧妙に接戦で勝利するような細工を行えばいいものを圧倒的な勝利にしてしまった彼らの無能なのか恥知らずなのかはわからないが愚かさも感じた。
米国の中間選挙で共和党と民主党のどちらが勝とうとたいした違いがあるわけではない。
民主党的価値観を言葉にしながら、それを裏切る政治活動を行ったり、頑張ったけどできなかったから無理だという議員や、共和党価値観のある部分だけを肥大化させるとともに信仰心もないのに宗教的保守派のふりをすると言った議員が多いのだから、所属政党ではなく個人の政治信条と政治活動で評価するしかない。
恐いのは、本来的民主党や本来的共和党の価値観でストレートに政治活動を行う議員は、ウェルストン上院議員のような末路を辿るという現実だ。
昨日の開票速報はBS放送で見ていたが、驚いたのは、「出口調査」の内容が公表されなかったことである。
「ABC」と「CNN」の両方を見ていたが、印象的だったのは、ABCの選挙速報番組でメインキャスターを務めていたピーター・ジェニングス氏が何度も「今回は出口調査の内容が公表されません」と語っていたことである。(ボーダーなんとかという調査会社が開票結果が出る前の公表を拒んだという)
「CNN」は、開票途中経過と「出口調査」に基づいて当落を予測していると報じていた。
2000年の選挙では、開票が始まるやいなや「出口調査」の結果が報じられ、差が大きい選挙区では当確まで打たれていた。
「出口調査」そのものはあくまでもアンケート調査だから、それが当落を決するわけではない。(「出口調査」を求められても、私は拒絶する)
しかし、厖大なお金を投じて実施した「出口調査」の結果を公表しない意図は何かと考えざるを得ない。
情報が少ないのであれこれは言えないが、「出口調査」でジェフ・ブッシュ州知事が負けているのに、開票結果はジェフ・ブッシュ州知事の勝利というのでは多くの国民に不信感をもたれることは間違いないだろう。
このような“対策”がフロリダ州知事選のためだけに行われたという見方はしない。
今回の中間選挙では「電子投票」も多く使われたという。
これまでは教育を通じた価値観情勢やメディアを通じた情報操作に頼って民主的選挙制度での“勝利”を実現してきたのに、それさえあてにならなくなり、剥き出しの不正選挙を行うことで“勝利”を盗まざるを得なくなったということだろう。
米国は「民主主義と自由な偉大な国」から、「理念だけが空虚に飛び交う独裁国家」に変容しつつある。
米国の支配地である日本が、同じ道を歩まないと考えるのはあまりにもナイーブだろう。
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※ 2000年選挙のフロリダ州の不正
『推奨書籍:『アホでマヌケなアメリカ白人 − STUPID WHITE MEN −』(著者:マイケル・ムーア・発行元:柏書房)』
( http://www.asyura.com/2002/bd20/msg/554.html )
※ 電子投票システムの危険性
『電子投票制度』は選挙制度の“自殺装置” 【『IT利用独裁』への道】
( http://www.asyura.com/sora/dispute1/msg/233.html )