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【闇をさらに深める米国】 ウェルストン上院議員一家“暗殺”の狙い − ブッシュ政権や主要メディアも“共犯” − 投稿者 あっしら 日時 2002 年 10 月 29 日 20:44:09:

事故以後の報道ぶりから、ウェルストン上院議員一家搭乗機は撃墜されたと推察しているが、その目的について思うところを勝手に書くことにする。


● 政敵抹殺が目的なのか

撃墜されたと思ったとき、ウェルストン上院議員ひとりではなく、家族もろともいう暗殺だったことで実にイヤだなと感じた。

政治家を志向し上院議員になったのだから、米国の歴史性や社会状況を考えたとき、暗殺されることはないとは思わなかっただろう。

しかし、自分だけではなく家族ともども殺されるということは考えなかったのではないだろうか。

ミネソタ州の上院選は上院における与野党構成を決する重要なものだ言われているが、党議拘束なぞない米国議会では、与野党の数がどうなるかはそれほど決定的な要因ではない。

ウェルストン上院議員がリベラル派で反戦派だとしても、民主党で大きな影響力を持つ人物ではない。

このようなことから、政敵を抹殺するとともに上院で多数派を占める目的“だけ”で搭乗機を撃墜したとは考えにくい。


● ブッシュ政権や主要メディアも“共犯”

ウェルストン上院議員搭乗機の撃墜を指示したのがホワイトハウスなのかどうかはわからないが、撃墜後の対応ぶりは、ホワイトハウスがそれをよしと判断し真相を求める意向を持っていないことを如実に示している。

これは、米国の主要メディアについても言えることである。
連邦議会の上院議員が航空機事故で死亡したというのに、墜落現場の取材もできないまま2日後からはニュースとして取り上げることさえしていない。

国家権力と主要メディアが、当然のように不可解な事故であると判断せざるを得ない事件をまるで合意したかのように事故だとして決着を付けようとしているのである。

国家権力と主要メディアが蓋をするということになれば、事件の真相が追求されることもなく、日々の生活に追われている多くの国民も事件を忘れてしまうだろう。


● 家族を犠牲にできる政治家だけが「反政権的言動」をできるという政治状況になる

よほど鈍い政治家でなければ、「ウェルストン上院議員一家搭乗機墜落事故」に対する政府や主要メディアの対応が異常なものであり不可解だと考えるはずである。

そして、「反政権的言動」を行うならば、自分自身の命だけではなく、家族の命まで犠牲にしなければならないのかと思うだろう。

そこまでの信念と決意を持てる政治家が何人いるのだろうか。
軟弱な私なら、自分の命はとられても仕方がないと考えるが、家族の命までとられると判断したら、変節してまで政治活動を続けようとは思わないので政治活動から身を引く。


「ウェルストン上院議員一家搭乗機撃墜」の狙いは、直接的な政敵抹殺ということだけではなく、政治家全体の反政権的言論封殺にあるのではないかと推測する。


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※ 関連投稿

『【米国民主党上院議員墜落死】 再選キャンペーン中のポ−ル・ウェルストン上院議員の一家が乗った小型機が墜落全員死亡 [BBCニュース]』
http://www.asyura.com/2002/war17/msg/700.html


『【腐り切った米国】 ウェルストン上院議員一家搭乗機は撃墜か?墜落現場の映像さえ流れず』
http://www.asyura.com/2002/war17/msg/719.html


『【やっぱりおかしい米国】 「ウェルストン上院議員一家搭乗機墜落事故」の続報なし』
http://www.asyura.com/2002/bd20/msg/669.html

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