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(回答先: 在日資本からユダヤ資本への入れ替え 投稿者 高田雄二 日時 2002 年 10 月 25 日 00:47:20)
高田さんの発言が波紋を呼んでいますが、僕はこの点にこそ現代日本の悲劇があると思います。つまりは、他のスレッドで高田さんが書いているように、今のわが国には確固とした基盤を持つ日本のために動く「闇の帝王」は存在しないのですね。わが国の闇の世界はいずれも他国のために動く闇の帝王共のフロントばかりだ。
だから、高田さんの発言は現状では他国に起因するどちらかの勢力の範囲に入らざるを得ないと判断しての発言だと思う。それに対し「どちらもいやだ」と言ったところで、実際問題としては、今のわが国ではそのような論の成立する余地は無いのではないかと判断しています。
何故このような惨めな状態に置かれてしまったのか。これまでから日本には自国に立脚した闇の勢力は無かったのかというと、それはそうでもない。わが国にも、軍部を中心に世界の現状を見渡し進むべき方向を模索していた闇の勢力はあった。それが敗戦により完膚なきまでに解体されて出来た空白に、戦勝国や自称戦勝国に立脚する勢力がしゃしゃり出てきたのだと思います。
このような闇の勢力が形成されるには、強烈な求心力(裏切りを絶対に許さない体制)と、一定の期間、治外法権に近い活動の自由が確保されていることが必要だと思います。だから、自由主義を究極の目標とするような国には育たない。これはアメリカがユダヤによってコントロールされていることを見ても判ると思います。現在の闇の帝王の力の源泉は宗教または宗教とも言うべき政治理念のどちらかではないでしょうか。このようなものに立脚している場合のみ、長期にわたる陰湿かつ執念の塊のようなどろどろとした諍いに耐えうるのではないかと思います。
だから、今のわが国は自前の闇の組織が確立できる要素に欠けるのではないかと思います。で、前後のわずかな期間に国全体が乗っ取られてしまった。この乗っ取りに、知ってか知らずか知らないけれど、協力してきた、政界・財界・官界それに国民の痴呆化を進めてきた教育界・マスコミの責任は非常に重いのではないでしょうか。今や国民は「報復」という言葉すら忘れさせられている。
これまではバブルに浮かれて、そのあたりを気にしなくとも食って行けたのですが、これからしばらくはそうは行かない。だからエサの取り合いが各方面で表面化してくることでしょう。
日本はこれからどのように料理されるのですかね。
それとも再度日本に立脚した闇の帝王つくりに向かいますか?非常に困難な事業になるとは思いますが...。
今、その判断が問われようとしているのだと思いますがね。