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(回答先: Re: 訂正版 「三菱とミドリ十字」 投稿者 baka 日時 2002 年 10 月 23 日 22:20:11)
>これについて知ることのできる参考サイトを御存知でしたら教えて頂けない でしょうか?
申し訳ありません。そういうサイトは存知あげません。
ところで、『彼らの一番の罪業は”患者を「材料」と見る思想の伝承である”』と言われても普通の人はピンとこないかもしれません。
でも、細菌部隊がやった次のような例をあげればわかるのではないでしょうか。
細菌部隊はペストやチフスといった細菌以外の様々な生体実験を行っています。
「人体の水分の比率」と「人間は水分が何%失われれば死にいたるか」を生体実験で正確に測定したのも彼らです。これはマルタ(生体実験に使われる人々はこう呼ばれた。”マテリアル”からきているという説もあるし、木材の”丸太”からきているとも言われている)に乾パンのみを与えて、死にいたるまで熱風を吹きつき続ける。
「凍傷の実験」は、大陸の冬の季節に行われた。寒風の吹く、氷点下の野外に素肌を晒させ、なおかつそれに水をかける。凍ったかどうかは、木の棒で叩いて、音で判断した。
「各種の性病」。これは女性もさらってきてマルタにされた。
「青酸ガス」。まず外部とは遮蔽された狭い金属のカプセルを作った。何故かそれにはガラスの窓もあった。そこに、母子を入れる。ガスの栓を開ける。ガラス窓は、母親や、彼女に抱かれた子供の死に行く様の観察に使われたのだ。
”「他民族を抑圧する民族は、自らが自由ではありえない」ということばを私はしばしば繰り返した。他民族を侵 略し、抑圧し、そのことに真の反省を加えない民族は、自分自身の首をしめる愚かさから永遠に解放されない だろうと私も思う。
かつて異民族をマルタとして扱った七三一部隊の腐蝕した「医」の思想は、戦後は、差別され抑圧される民衆に 向けられ、囚人や不幸な乳児がそのいけにえにされる。それは戦時にあっては異民族へ、植民地を失った段 階では同胞へ、と果てしなく続く。
それを実行する者はそれを実行する「特権」を誰から与えられたのであろうか。”
これは無論日本だけのことではないです。
僕は「武力や戦争によらない平和解決」を「きれいごと」と非難する人々こそ「きれいごと」を言っているというような気がします。