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宇宙ステーション内で植物の栽培や品種改良ができる装置を、農業技術研究機構の中央農業総合研究センター(茨城県つくば市)が試作した。
宇宙に長期滞在する宇宙飛行士は「新鮮な野菜を食べたい」との欲求が強い。緑の植物の存在が宇宙でのストレス軽減につながることも期待され、宇宙農園の開発が求められてきた。しかし、これまでは水耕栽培方式が中心で、大がかりな装置が必要だった。
同センターの平藤雅之モデリング研究室長らは、複雑な機器がいらない土壌栽培方式を採用した。試作装置は家庭用の大型水槽ほどで、その中に土を入れ、セラミックの多孔質パイプを埋設した。宇宙の無重量下で土を使うと、収穫時の土の飛散が問題となるが、パイプを通じて空気を吸引する方法で解決した。
発光ダイオードなどの多様な人工光源で、サラダ菜やバジルなどを育てる地上実験に成功。飛行機を利用した微小重力下でこの装置が正常に働くことも確認した。 【中山信】
[毎日新聞10月6日]
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最近話題の特殊法人絡みの独立行政法人のようですが、税金を使う場合は最大限有効に使ってほしいですね。
またそうでなければ、これからは機構の存在自体が国にとって危ういものになっていくのでしょう。