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10/05 16:29 1253年ぶり行列再現 大仏殿に宇佐のみこし 社会224
共同
全国に約四万社ある八幡宮の総本宮、大分県宇佐市の宇佐神宮の
みこしが五日、奈良・東大寺の大仏を完成以来千二百五十三年ぶり
に詣で、参道を宇佐市民約五百人のみこし行列が練り歩いた。
今年は七五二年の大仏開眼から一二五○年の節目。大仏は開眼よ
り数年前に完成しており、続日本紀によると、宇佐神宮の一行が七
四九年、輿(こし)に乗って東大寺の大仏を訪問、これが「神輿(
みこし)」の始まりとされている。
この日は、宇佐市の児童約二百人が道行き囃子(ばやし)や稚児
行列にふんしてみこしを先導し、みこしや、女官の乗った紫の輿な
ど大人約三百人が時代行列に加わって大仏殿を参詣。女官役の同市
の会社員後藤友美さん(27)が、東大寺の橋本聖圓別当に宇佐神
宮のご神体奉納の儀式を行った。
宇佐市文化課の小倉正五係長(53)は「宇佐の神様は外国の仏
教を受け入れた。世界中で宗教戦争が起きているが、複数の宗教を
同時に受け入れる考え方が広まれば。久しぶりに会った神様と大仏
様もそんな世間話をしているのではないか」と話していた。
(了) 021005 1629
[2002-10-05-16:29]