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アナン国連事務総長は9月30日、ニューヨーク市マンハッタンにある現本部ビルを全面改修し、隣接地に35階建ての新事務棟を建設する計画を発表した。総予算は13億ドル(約1590億円)。国連総会の承認を得た上で、来年にも着工、2009−10年までに完成させる。
ガラス張りの本部ビル(39階建て)は1952年に完成。当時は時代の先端を行く斬新なスタイルで観光名所になったが、空調、配管設備の老朽化に加え、スプリンクラーなど防火施設が不十分で、改修を求める声が高まっていた。
計画によると、現本部ビル南側にある市有地にまず新事務棟を建設。事務局の職員約3000人をいったん移した上で、本部ビルを全面改修する。
改修後には、国連開発計画(UNDP)など市内に分散している国連関連機関が新事務棟に入居する。
事務局によると、費用は国連加盟国からの期間25年の無利子融資で賄うが、民間からの寄付も募る。(共同)