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(回答先: 大日本帝国のアジア占領と白人への挑戦は,黄色人種の権利を白人から認めさせたんですよね? 投稿者 各国で王の一番目の子供が女なのにも関わらず長男が後継するのにも男尊女卑を感じる 日時 2002 年 9 月 28 日 23:08:49)
題名そのままですが。
日本人の先祖はユーラシア大陸や太平洋・インド洋周辺の各地から集まって来た諸民族の混血によって形成されたもので、各民族・部族がそれぞれの故郷から神様を持ってきたため、「八百万の神々」と言われるほどの多神教国家でもあります。
天皇家もそのルーツは大陸にあり、天照大神にしても、海の女神の性格を持ちながら同時に古代ヒッタイト帝国(現在のトルコ)の太陽女神や、遊牧民族スキタイ人が信仰した太陽女神と同じ神話を持っています。
そうした諸部族によるバトルロワイヤルの末に天皇家が日本の支配権を獲得したのですが、最初は「大王」と呼ばれていました。
それが7世紀の壬申の乱以降に中国の法制度を導入して国内を整備したのですが、その際、支配者の称号を「大王」から「天皇」に変えたのです。
「王の中の王」ぐらいの意味ですね。
ただ、それだけのことです。
もっとも、当時は「皇」の字は中国の皇帝にだけ許されていたものであり、周辺諸国からは「生意気だ!」と反発されたようですが。
日本が欧米諸国と戦ったことが、第二次大戦後のアフリカ・アジア諸国が植民地から独立するきっかけになったことは間違いありません。
ただしあくまで「きっかけ」であって、日本人が彼らを解放したのでは無いのです。
大戦中、アジア各地に進出した日本人は天皇陛下の写真を現地に持ち込み、地元の人達に向かって崇拝するよう強要したため、猛烈な反発を喰らいました。
そう言う話も、ちょっと憶えておいて下さい。