現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
【ワシントン18日=永田和男】ラムズフェルド米国防長官は18日、下院軍事委員会で証言し、「どのようなテロ国家も、イラクのサダム・フセイン体制ほど米国民と世界の安定に大きな差し迫った脅威を与えてはいない」と述べ、議会に対して、ブッシュ政権の対イラク行動に支持を与える決議の早期採択を求めた。
長官は、イラクが国連査察の無条件受け入れを表明したことで、国連安保理常任理事国の間で足並みの乱れが出ていることを受け、「議会の採決が遅れると米国自身がその用意が出来ていないような印象を与える」と指摘。国連安保理決議に先駆けて米議会が決議を採択することが必要と訴えた。長官はイラクの「無条件受け入れ」表明については「戦術に過ぎず、本当の意味での無条件とは言えない」と不信感を示した。
長官はイラクの核開発などで新たな証拠は示さなかったが、「銃から煙がでるのは発射の後でしかない」と述べ、イラクの大量破壊兵器が使用される前に、フセイン政権を転覆する必要性を強調した。
(9月19日13:12)