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森ビルには
「Cyber66」というビル事業関連とは別の情報サイトがある。
以前、私がここで投稿した、
■アーク森ビル最上階に位置する超高級会員制クラブ
http://www.asyura.com/2002/bd19/msg/397.html
については、「Cyber66」サイトにあったもの。
その後、適当にディレクトリを掘っていたら、
またまた「Cyber66」で面白い記事を発見。
それは、【特殊なゴーグルを着けて】【仮想現実世界を体験】
する装置の開発に、【東京大学インテリジェント・モデリング・ラボラトリー】
が成功した という不思議記事。
この研究は、都市計画や建築設計などに利用される
”空間の疑似体験”という領域に、収まるものではない。
★これは【オール シーイング アイ】の研究そのもの。
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■「CABIN」が開く仮想現実空間
東大IMLに3次元画像装置誕生
東京大学インテリジェント・モデリング・ラボラトリー(IML)
人間は「知」の共有を図るために文字や図や数式を創り出した。
そして、バーチャルリアリティ(仮想現実)技術によって、「知」の共有方法は質的大転換を遂げている。
知識の有無に関わらず体感的にものの本質を理解し、机上ではわからない発見や
自由なシミュレーションを可能にしたバーチャルリアリティ技術に、また、ひとつ画期的なツールが誕生した。
その名は「CABIN」。
東京大学の廣瀬通考助教授を中心にしたチームが開発した大型3次元画像装置で、
東京大学インテリジェント・モデリング・ラボラトリー(IML)に設置されたものだ。
特殊なゴーグルを着けて、2.5メートル四方のボックスの中に入ると、
天井、壁、床5面のスクリーンに映し出された映像によって、仮想現実世界を体験できる。
上下左右すべてに画像を映し出す研究装置は世界でも初めて。
複数の人が同時に仮想世界を体感できること「CABIN」の大きな特徴だ。
3次元コンピュターグラフィクスで創られた仮想都市を体験するシミュレーションでは、
手元のコントローラーで地上を自由な速さで移動するだけでなく、空中高く舞い上がることもできる。
足の下に映し出される景色には、高所恐怖症の人間には耐えられないようなリアリティがある。
こうした装置を使えば、専門家でなくても都市計画への参加が可能になろう。
「CABIN」の映像は、ゴーグルに組み込まれた装置が頭の動きを関知して即時補正されるため、
仮想空間の中に違和感なく入り込んでいける。
また、分子構造や相対性理論など数式でしか表現できなかった抽象的な概念の世界を、
誰にでもわかりやすくビジュアライゼーションするツールとして、
学内ではすでに独創的な研究分野に活用されている。
産業界との共同研究はまだ始まっていないが、車の開発など工業設計のシミュレーションツールとして、
また、遠隔地にいながら空間を共有する新しいコミュニケーションツールとして、
さまざまな分野への応用が広がりそうだ。
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「CABIN」が開く仮想現実空間
http://www.cyber66.or.jp/66/cabin/