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すべての切手のバーコード化も検討 テロ対策で米郵政公社
2002.09.11
Web posted at: 05:12 JST
- CNN
(CNN) 米国で郵政事業を担当している郵政公社(USPS)は、昨秋の炭疽(たんそ)菌事件で死者が出たことなどの対策として、郵便システムの抜本的な改革を進めようとしている。差出人不明の手紙を基本的になくすため、現在の切手を全廃してバーコード付の切手にすることなどを検討している。10日付米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。
炭疽菌事件では、差出人不明の手紙が米議員会館などに送りつけられ、5人の死者が出た。そこでUSPSは危険な差出人不明の手紙対策として、すべての郵便局に監視カメラを設置することなどを検討しているが、切手の改革もその1つ。
郵便局などで切手を購入するとき、購入者の顔はカメラで撮影される。そして、すべての切手に固有の番号が割り振られ、その2次元バーコードが「切手」となる。その結果、その切手が貼られた手紙は、購入者の顔と照合できるようになり、純粋な意味での差出人不明の手紙は送れなくなる仕組み。
このような「切手」はすでに実用化されており、ウェブサイトで販売されているが、USPSは、これを大幅に拡大しようというもの。
USPSは毎日、6億8000万通の郵便を扱っているが、うち17%が差出人不明のものという。