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野生の動物は生存のための行動(=正しい行動)が何であるかが
非常に明確で行動選択の余地は非常に狭いです。正しくないと
死にますから否応ありません。正しい事とあるべき姿は明確です。
対照的に人間は、文明化したため野生動物の
ような生存の可否という絶対基準が通用しなくなりました、
これって良いことかもしれませんが「正しい事って何?」
ということを、知性を働かせて常に探求しないといけなく
なりました。これはあんまり快適な状況でもない、
けど生存の可否に匹敵するような明確な基準はどこにもありません。
そこで神と行動の規範とあるべき姿を定義したのが経典で、
それを探求するのが宗教者ということではないでしょうか。
人間が動物の一種である限り宗教は究極の知性です。
ってこんなんでどうですか?