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森ビルの「六本木ヒルズ」上棟記念パーティーの記事を発見したので転載。
パーティーに出席した閣僚に注目。
一民間企業のビルの上棟パーティーに、これだけの閣僚が出席していた
のには驚く。森ビルの影響力の大きさが窺える。
なおこの「六本木ヒルズ」の設計は、
NYのコーン・ペダーセン・フォックス・アソシエイツ。
世界銀行本部(ワシントンDC)ゴールドマン・サックス欧州本社(ロンドン)
DGバンク本社(フランクフルト)など国際金融機関の設計の多くに関係している。
WTCの再開発計画にも何らかの形でその名前が浮上する事は間違い無い。
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■森前首相と森稔森ビル社長は散髪仲間だった(4/10)
4月8日に都内で開かれた森ビルの六本木ヒルズ上棟記念パーティーには、正直、度肝を抜かされた。
前日上棟式を行った54階建て事務所棟Aの40階で開かれたパーティーには、
小泉純一郎首相を始め、平沼赳夫経済産業相、竹中平蔵経済財政担当相、石原伸晃行政改革担当相など
大物閣僚がズラリと揃った。ほかにも森喜朗前首相、綿貫民輔衆院議長、野田毅保守党党首、
藤井祐久自由党幹事長、中川秀直前IT担当相、佐藤静雄国土交通副大臣など大物政治家が顔を揃えた。
会場は整備されているとはいえ、工事中の現場にこれだけ国政を司る面々が出席し、
改めて森稔社長の政界への影響力を見せつけた。会場では、
「これならここで経済財政諮問会議でも開いてもらって、都市再生ための規制緩和でも決めてもらいたい」
という声も。
来賓のスピーチがまた、話上手ばかりで聞かせた。
特に森社長と森前首相との意外な関係も明らかになった。
小泉首相の祝辞の後、急ごしらえの壇上に立った森前首相はこうエピソードを披露した。
「森社長とは散髪に同じ床屋を使っている間柄。床屋に行くと、ビデオが積み上げていて、
それは森社長がプロジェクトの模様をわたしに見せようと配慮したもので何巻にも増えている。
わたしは床屋で一眠りしたいのだが、ビデオを見るのでさっぱり眠ることができない」
と、ユーモアたっぷりに仕事熱心な森社長の一面を紹介した。そのうえで
「ここには閣僚の方々がたくさん、顔を揃えているが、六本木ヒルズがきょうまで16年間、
完成までに17年間もかかっている。これほど素晴らしい事業がこれだけの時間を
かけなければならないことが問題だ」
と、日頃、森社長が問題にしている規制緩和を急ぐべし、という論理を代弁した。
これには、石原行政改革担当相が答え、
「時間がかかりすぎるとお叱りを受けた。六本木ヒルズは民間の力が結集し、
経済波及効果も大きい仕事としての先例となる。東京選出の議員として、
東京でスピード感のある都市づくりをしていきたい。
父(石原都知事)も来年の竣工式にはぜひ参加したいと楽しみにしていた」と述べた。
「近くの高層マンションに住んでいるので、毎日のように六本木ヒルズが建ち上がっていくのを
見ていた。閣僚の中でわたしが一番身近に見てきた」というのは竹中平蔵経済財政担当相。
「21世紀をリードするのは都市型の労働集約型産業」と森ビルにエールを送っていた。
さて、実は小泉首相の日程に合わせて、上棟式も記念パーティーの日程も調整したという。
それだけ、都市再生を掲げる小泉首相が最高の来賓だと言える。
この種の民間プロジェクトの現場に、時の首相が出席するというのもこれまでなかったことであろう。
その小泉首相は
「規模、面積、事業費どれをとっても過去最大の都市再生事業である。
都市再生のお手本をつくってくれたと感心している。
民間の力こそ都市再生と構造改革の鍵であることをしめしてくれた」
と最大限の賛辞を送った。
以下略
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■建設通信新聞ホームページ 耳よりなコラム
森前首相と森稔森ビル社長は散髪仲間だった(4/10)
http://www.kensetsunews.com/column/2002/0410.html