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18メートルの巨大イカが見つかる 豪タスマニア
2002.07.23
Web posted at: 09:30 JST
- CNN/REUTERS
オーストラリア南東部のタスマニア島――当地の海岸に、体長18メートル、重さ250キロの巨大イカが打ち上げられているのが見つかった。新種の可能性もあるため、タスマニア博物館・美術館が引き取って調査している。
同館のデービッド・ペンバートン主任学芸員(動物担当)が地元テレビに語ったところなどによると、見つかった巨大イカの興味深い点は、8本の足に長くて薄いフラップ状の筋肉がついていることだという。
今回見つかったのと同様の巨大イカはこれまで、1986年と91年に、同島の沿岸部で見つかっているという。
この巨大イカは、オーストラリア沿岸部の、水深500メートルより深いところに生息すると考えられている。また、肉食で、鋼鉄製のケーブルをかみ切る歯をもっている。目は、大きなもので直径45センチと、動物の中でも最大級のものだという。
非常に珍しいため、巨大イカの生態はまだほとんどわかっておらず、やっと最近になって生殖の様子がわかった。またクジラを攻撃して食べるのではないかとも考えられている。
今回見つかった巨大イカは調査の後、博物館で展示される予定だ。食べられるかどうか興味深いところだが、ペンバートン主任学芸員は「アンモニアを大量に含んでおり、食べても床を掃除する薬剤のような味がするだろう」と言っている。