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(回答先: Re: 暴力団員にソックリな長野県議 投稿者 デスラー総統 日時 2002 年 7 月 08 日 10:43:12)
「暴力団」という体制権力側の造語を多用するのはいかがなものかと。
元々ヤクザというのは地元の顔役程度の存在(賭場や祭りを仕切った)であり、必ずしも「暴力」を生業としていたわけではなかったのです。
小泉純一郎の祖父で入墨者ながら国会議員として大臣を歴任した小泉又次郎も、いわゆる「ヤクザ」で横須賀軍港への人夫の口入屋(斡旋業者)として財を成した人物であることは知る人ぞ知るところですしね。
ヤクザを「暴力団」と呼び変えるようになったのは昭和で言えば30年代になり、ヤクザの利権を国家権力が強引に奪っていった過程と一致します(ヤクザの賭場を摘発し、法外な25%のもの「テラ銭」を取る公営ギャンブルを推進したり、いわゆる「赤線防止法」により「その手の商売」の許認可権や利権を国家権力の手に巻き上げたり)。
少なくとも、今の体制権力側の所業とりわけ警察官僚どもの所業はヤクザ以上にアコギで彼らが言うところの「暴力団」的であるように思えます。もっとも人によっては、不祥事(というより組織ぐるみ犯罪)続発の日本の警察機構(とりわけ警察庁)を「日本最大の組織暴力団」呼ばわりしてますが。