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【ロサンゼルス佐藤由紀】米サンフランシスコの連邦高裁は26日、小中学校で慣例化し
ている米国旗に対する「忠誠の誓い」が、政教分離を定めた米憲法修正第1条に違反し、公
立学校で行ってはならないとの判断を示し、1審を破棄する判決を言い渡した。「誓い」が
違憲とされたのは初めて。昨年9月の同時多発テロ以降、米国では国旗掲揚など愛国ムード
が高まっており、違憲判決は全米で大論争を巻き起こしそうだ。
主要国首脳会議(カナナスキス・サミット)に出席中のブッシュ米大統領は同日、フライ
シャー報道官を通じて「(違憲判断は)誤りで、司法省は対応を検討している」と表明し
た。
原告は、カリフォルニア州の小学生女児の父親で無信仰者のマイケル・ニュードーさん。
連邦政府や連邦議会を相手に提訴し、1審の連邦地裁は訴えを退けていた。
米国の大半の小中学校は毎朝、生徒が星条旗を前に起立し、右手を胸にあてて「私たちは
神の下に一つになった自由と正義の国、合衆国に忠誠を誓います」という「忠誠の誓い」を
暗唱する。19世紀末に始まり、1954年に連邦議会が「神の下に」の文言を挿入して以
来、全米に広まった。
問題となったのはこの挿入部分。同高裁のグッドウィン判事は「『神の下に一つ』との表
現は信仰と結びついており、中立ではない」と指摘し、「公立校の教師が暗唱し、生徒に復
唱させるのは国家による宗教の支持を示す」と判断。たとえ強制されなくても、生徒は「加
わるか、反発するかという受け入れ難い選択に直面させられる」と違憲の理由を述べた。
[毎日新聞6月27日] ( 2002-06-27-19:27 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20020628k0000m030059000c.html
」この記事は見落としがちですが、非常に重要です。
絶好のタイミングでxxxが司法省を動かして、合衆国憲法の解釈を否定してしまいました。
今後は、星条旗(合衆国憲法)に誓わなくてよくなったようです。バーチャル国家のトレンドで
すかね。