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■非常に強い親日感情を抱くトルコ人 【基礎知識編】
トルコの初代大統領となったケマル・パシャ(アタチュルク)は、
トルコの近代化を計るにあたり、日本の明治維新に範を求め、
「日本に学べ」をスローガンにした。彼は明治天皇を尊敬し、
ベッドサイドに明治天皇の肖像画を飾っていたと言われている。
更に日露戦争で宿敵ロシアに日本が勝利したことにより、
現在にまで至る親日感情を根付かせてくれた。
今でもトルコでは日本文化を学ぶ伝統が息づいている。
ケマル・パシャの希望でアメリカに進出したトルコの女性たちは
ビジネスと学問と法曹の世界で活躍しているが、いずれも親日家である。
トルコの首都アンカラに行くと立派な博物館があるが、
博物館には日本の皇族がケマル・パシャに贈った白鞘の日本刀がある。
また、トルコには「東郷通り」と「乃木通り」があり、
トルコの親日ぶりを証明している。
トルコ人は、自分たちは中央アジアの草原を走り回った騎馬遊牧民族の
末裔であると信じて疑わない。この騎馬民族が西へ西へと移動していって
タタール人(トルコ人)となった言われているし、またそう信じている。
中央アジアに祖先を持つことに誇りを持っている。
このトルコ人達は、同じ騎馬遊牧民族が
東へ東へと行って日本人になったと真面目に考えている。
すなわち、〈アジアの西端〉のトルコ人と〈アジアの東端〉の日本人は
同じルーツだと考えている。いわば、トルコと日本は
親戚のようなものだというわけである。
不思議なことに、トルコ語と日本語は同じ
「ウラル・アルタイ語族」に属し、文法は同じである。
そのため、日本語を勉強するトルコ人も多いようである。
(日本人にとっても、トルコ語は学びやすい言語の一つとなっている)