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(回答先: 広島原爆の備品は国家機密 米司法省が競売中止求め 投稿者 倉田佳典 日時 2002 年 6 月 12 日 21:22:56)
06/15 06:05 「原爆プラグ」の競売有効 米連邦地裁が決定 外信01
【サンフランシスコ14日共同】米司法省が国家機密を理由に、
広島に投下された原爆に投下直前まで装着されていたプラグ(安全
装置)の競売差し止めと所有権確認などを求めた申し立てで、サン
フランシスコ連邦地裁は十四日、司法省側の主張を退け、競売が有
効であることを認める決定を下した。
連邦地裁は決定の理由について「プラグは競売前に公開されたこ
とがあり、もはや国家機密に当たらない」としている。
プラグの競売を扱ったのは米国のバターフィールズ社。十一日に
競売にかけようとしたところ、司法省が突然、差し止めなどを申し
立てた。連邦地裁は差し止めを棄却するとともに、十四日に審理を
開くことを決定していた。
プラグは予定通り競売にかけられ二本一組で十六万七千五百ドル
(約二千百万円)で競り落とされており、この日の決定で購入者に
引き渡される。
同社はプラグのほか、乗組員の飛行日誌などを競売にかけたが、
司法省はプラグ以外は競売の中止を求めなかった。
同社は「プラグは広島に投下された原爆に関連する備品のうち、
唯一現存する物だ」としている。
(了) 020615 0605
[2002-06-15-06:05]