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2002年6月9日サンデープロジェクトから抜粋
おもしろいやりとりが有ったので、記録にとどめようと思いました。
以下、転載
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田原: なんで小泉内閣がだめなのか?
管: かつての橋本内閣・細川内閣も人気あったが、いずれも1〜2年で頓挫した。
今の日本の政治行政は実は政治家(国民の代表)によって決められていない。
結局表では族議員対反族議員という顔をしているが、実はすべてを官僚が決めてる。
石原のぶお氏の「官かくあるべし」という本を読んでるが、事務次官会議の事が出ているが、政策の決め方の根本を変えなきゃだめなんじゃないか?
基本的な政策を、つまりは、国会議員を中心として民間の有識者を含めて決めて、官僚はその方針に従って行政を執行するための専門家に限定すべきだ。
田原: かつては事務次官会議で決まった事以外は閣議で論議できなかったですよね?
法律も予算も事務次官会議を通さないで決まったものは、聞いたら一件もありません。
星: 今でも基本的に同じです。閣僚懇談会はあるが、基本的には事務次官会議から上がった案件のみですね。
田原: そこをぶっ壊さなきゃいけない!小泉内閣はぶっ壊せない。
管: 小泉さんが今疲れてる理由は各役所からのスパイが周りにいる。5人の秘書官の内4人は財務省や外務省出身。こういう人たちは小泉さんつぶれようがつぶれまいが次は事務次官を狙って戻っていく人たちですから。
もちろん、協力はするが、間違っても自分の役所にマイナスになる様な総理なら本庁に電話をかけて、「おい危ないぞ、裏から手を回してくれ」と。
そういうヒトに囲まれているから、あんなに疲れて今日もどっかにリフレッシュに行くし、。
田原: 森さんが正直なんで、僕は森さんから聞きましたよ。秘書官並べて、「こいつら全部スパイなんだ。」と。
管: 森さん自身が言ったんですか?まさにその通りなんですよ!
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以上、転載
こんな具合じゃ、総理が頻回に変わるのもうなずけるし、何人変わろうが同じだし、誰がなっても同じです。
官に都合の良い法案ばかり優先され、元の法案も官に都合の良く改変され、官に不都合な法案が出てこないか後回しにされるのもうなずける気がします。
政治家は政治家で選挙のことで頭がいっぱいで、、、。
「朝生」で、田原さんが、「一番マスコミが叩きやすいのは官僚だ。」と話してましたが、まず、この辺から叩いてはどうでしょうか?
小泉さんも国民に指示されなくなった様ですが、よけいな法案に憂き身をやつすくらいなら、このシステムを破壊するだけでも永久名誉総理で良さそうです。
まさに、日本の「元凶」と言えるのでは無いでしょうか?