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中国・瀋陽の亡命者連行事件に関連し、北朝鮮から中国に脱出した人の中に北朝鮮人と結婚した日本人妻や、在日朝鮮人の親族が含まれているとの情報があることから、外務省は8日までに、調査員を今週中にも脱出者の拠点となっている北朝鮮国境に近い中国東北部の吉林省延辺朝鮮族自治州に派遣する方針を固めた。調査には在北京の日本大使館員らがあたると見られる。
関係者によると、中国国内には「脱北者」といわれる多数の北朝鮮脱出者が滞留している。その中には日本国籍を持ったままの日本人妻や、日本に親族がいる朝鮮人がいるとの情報があり、政府・与党内から早急な事実関係の確認を求める声が出ている。外務省は「日本国籍を持っていれば邦人として保護する」との立場。調査によって、日本人妻などとの接触が実現した場合には、本人の意向を確認したうえで、日本に出国させることも検討する。
脱北者の多くは、韓国に出国した瀋陽事件の北朝鮮住民5人と同様、民間活動団体(NGO)の支援を受けながら亡命機会を探っているとされ、調査員は現地の状況も調べることにしている。
(6月9日03:02)