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次に引用するものも『創価学会亡国論』からである。
対談で出てくるのものは全て公になって認知されているものばかりであり、その一つ一つが大きなファイルにもなりそうなものばかりである。
こういう特質を持った集団が与党に存在し、キャスティングボードを握っているばかりか、票と金で裏で自民党や他の政党とも通じているという状況は言うまでもなく非常に危険な状態なのである。
思い起こしてみられるといい。これまで重要な悪辣な法案の数々は、この集団の助けをかりて国会を通過している。
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創価学会員による犯罪が多発する理由
丹野 教えの面をだいぷお話しいただきましたので、今度は現象面についてお話しいただきたいと思います。学会員は偏狭な思い込み、世間解(せんけんげ)のなさ、無知によって事件をたくさん起こしていますね。この点はいかがでしょうか。
長嶺 実際創価学会員には、凶悪犯罪が非常に多いんです。元創価学会弁護士の山崎正友さんの本でも、中国地方の教誨師(きょうかいし)が監獄に入っている人を調べたら三十パーセントが創価学会信者だったという報告があります。これは創価学会の対人口比率が、公称数字による対人口比率だと一五パーセントですから、一般の人の二倍の犯罪率です。実際には、創価学会の会員数は公称数字の数分の一といわれていますから、ものすごい犯罪率の高さです。
昭和三十八年の「吉展ちゃん誘拐事件」も犯人は学会員です。しかも、恐ろしいことに子供を殺したうえでお金を脅し取り、そのお金を愛人宅に持って行って創価学会の仏壇に捧げ、感謝の題目を唱えるという凶悪さです。こうしたことが現実に行なわれている根底には、まさに「仏法を広めるためなら何をしてもいいんだ」という考え方があるわけです。
彼らは、自分たちのやっていることが正しいかどうかのチェックができなくなっています。善悪の基準がないところに、自分たちを合理化する手立てだけを教えられていますから、結局は自分たちのやることをすべて正当化するわけです。犯罪を起こして罰や批判を受けても「これは法難である」と言います。批判を受けるのを正当化して、自分たちを殉教者であるとするような教義が教えのなかにあるのが、非常に大きな問題であるわけです。
私も、これだけ犯罪の多い宗教団体がなぜ報道されないのか不思議に思って、あるマスコミの方に聞きました。するとわかったことは、日本には大新聞や、中小の新聞がたくさんあります。新聞社では、朝刊を刷った後は輸転機が遊ぷんですね。そこに、創価学会が聖教新聞の印刷を頼むわけです。そこで輸転機を回せるから、新聞社としては非常に有り難い収入が創価学会から入ってくる。そうすると、創価学会が事件を起こしても、また学会員が犯罪を犯しても、電話一本で「新聞に載せないでくれ」と頼むことができるんですね。そうした抑止力が働いているので、これだけ犯罪がたくさんあるのに新聞等に載らないというわけです。
丹野 九三年の仙台でのゼネコン捜査で、検事が参考人に殴る蹴るの暴行を加えて、逆に告訴された事件がありましたが、その検事は創価大学出身の熱心な学会員でした。そういう意味で、創価学会の会員が起こす事件は本当に多いという感じがいたします。新聞が、犯罪を犯した人の所属する宗教まで報道するのがよいかどうかは、また意見の別れるところだと思います。しかし、創価学会は、ある大手新聞や新聞社系の週刊誌に池田や学会のPR的な企画を載せさせたりしていますね。この裏では、いま言われたようなことがずいぷん影響していると言われていますね。
長嶺 お金を使ってマスコミにアプローチしているんです。事件が起きたらマスコミに電話をして報道を阻止したり、それができない場合には学会員であることを隠させようとしたりする交渉をやっています。ある週刊誌の編集長が、文芸関係に異動していたのが、また編集長に戻ってきたら突然創価学会の人が物を持ってあいさつに来たという話があったり、そうとう頻繁にマスコミ対策がなされています。このへんが、創価学会の問題が一般の国民に正しく伝わりにくい大きな原因です。
こういうことが現実にあるんです。ですから、それを我々自身も知らないということに、実はたいへんな問題があるので、こういう現実をよく知って、そしてこの現実を多くの方に知らせていくことが、非常に大事だと思います。
目的のためなら手段を選ぱない創価学会
坂口 創価学会は、一般のマスコミ操作だけでなく、身内であるはずの創価学会の会員にすら、正しい情報を与えず、実際は裏でものすごくひどいことをやっています。ひと言で言えば、目的のためなら手段を選ばないということです。
例えば、七七年の十一月に静岡県の富士宮市で、富士さくら墓園開発というお墓の分譲のための造成を創価学会が企画していたんですが、地元の反対があって進みませんでした。そこで創価学会は地元の暴力団に頼んで、反対派のリーダーの家に十二トンの大型ブルドーザーを突っ込ませ、ブロック塀を十メートルにわたって突き崩して、玄関を削り取らせました。さらに暴力団員が日本刀を持って家のなかに押し入って、反対派のリーダーに斬リつけて重傷を負わせて逃げたという事件がありました。そのリーダーの方は背中、肩、顔を斬られて、背中の傷は肺まで達する重傷で、数年後に死亡しました。その後、創価学会とその暴力団との間で報酬の支払いの件などでいざこざがあったらしくて、八五年の十一月十二日に、東京信濃町の創価学会本部に、その暴力団が拳銃を撃ち込んでいます。
他にも、共産党の宮本議長宅へ盗聴器をしかけた事件がありました。これは創価学会の仕業であるということが裁判でもはっきりして、仕掛けた人間たちは有罪になりました。その事件に当時関与していたのが、実はその当時は検事だった神崎元郵政大臣です。そういう人が郵政大臣になっているとは、まさしく犯罪者が国政を牛耳ろうとしている徴候であり、このままでは大変なことになると思います。
それと尾行とか嫌がらせ、脅迫、こういうのは日常茶飯事のようにやっています。実は幸福の科学の会員にもそういう嫌がらせがありました。
また、一九九四年の夏の、当会の御生誕祭の日に、創価学会の動きがおかしいので、東京本部に留守番を二人置いていたんですね。そしたら案の定、作業服を着た学会員が東京本部に忍び込もうとしました。その男は数日前から下見に来ていて、学会員であると調べがついており、顔写真も撮っていましたので、盗聴器を仕掛けに来たということが明確にわかりました。
他にも、創価学会が機関紙に偽造写真を掲載して会員を騙したことがあります。
「日蓮正宗の最高位の僧侶、日顕が芸者遊びに興じている」という内容の記事で、日顕が一人で芸者と遊んでいると書かれており、写真もそう見えます。しかし、これが実は偽造写真だと判明したんですね。本当は、夫人同伴の古希の祝いの席の写真だったんです。多くの男女が写真に写っていたのを、ほかの男性を全部消して、いかにも日顕一人が女遊びをしているようにでっち上げたわけです。写真を偽造した上に、
「日顕が欲すは”カネ、酒、色”の堕落道」
「これぞ極めつけ”ワシ、もう成仏しそう”」
といった品性のかけらもないコメントをつけています。こんな卑猥なことをよく自分たちの機関紙で書くものだと思いますね。こんなくだらないことを本当の情報だと称して自分たちの機関紙に流し、学会員は他の情報は聞いてはいけない、読んではいけないとしているわけです。
人の不幸を「天罰だ」と罵る創価学会は宗教の名に値しない
長嶺 国会でも取り上げましたが、『週刊新潮』によると、九四年七月下旬に、北海道の大滝村で、乗用車に乗っていた日蓮正宗の大橋住職がトラックにぷつけられて亡くなりました。するとわずか数時間後に、札幌でビラが撒かれています。住職の似顔絵に三角頭巾をかぷせて、嘲笑しているんですね。ちょうど大石寺の六万人登山の目前で、その反対キャンペーンを創価学会がやっていたので、そのビラを撒いて「六万人登山を前に、ついに天罰が下りました。お悔み申し上げます。みなさまもお気をつけください」というわけです。まさに脅迫ですね。ビラ配りの犯人は特定されていませんが、まだ関係者さえ事件を知らない時点でそういうビラが用意されているということが疑問です。そして衝突したトラックの運転手は、創価学会の地区幹部です。はたして偶然の一致といえるかどうか、疑われるのは当然ですね。
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