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早見の相場観より
中東、西アジアから目を離すな
早見は昨年12月に発表した『九星気学と干支からみた2002年大予測』の中で、「2002年は中東情勢が大きな波乱要因になる」として、東はインド、西はイスラエルまでの間の政治情勢から目を離してはいけない、と警告した。
実際、アフガニスタンでの戦争に続いて、イスラエルとパレスチナの対立、そしてインドとパキスタンの全面戦争への懸念というように、指摘したとおりの状況になってきている。
さて、早見は円相場が4月2日に1ドル=133円47銭の安値(ドルの戻り高値)をつけたまさにその日に、ダイヤルQ2放送でドル建てMMFの解約、ドルの利食いをズバリと指示した。ところが、円相場の日足チャートを見ると分るが、その4月2日を境にしてドルは一気に崩れていき、以後5月22日の1ドル=123円58銭まで10円もの円高・ドル安になったのだ。早見がドルを利食わせた4月2日というタイミングが、いかに絶妙で神わざのような判断だったか、胸を張れるものがある。
しかし、これは裏があったのだ。実は、この133円台を境にして、外為市場で円買い、ドル売りが急に強まったのである。そして、4月10日に131円60銭から130円20銭まで円が急騰して、流れはドル売りで決まった。この流れの変化を決定づけたのがオイルマネーだったのである。そして、オイルマネーはドルを売ってユーロに乗り換えたのである。早見は4月11日にQ2放送でユーロ建てMMFへの投資を指示した。1ユーロ=115円台の時だ。以後ドルは123円台まで大幅な円高になったが、ユーロは115円前後の水準をしっかりと保っている。早見が4月上旬にドル利食い、ユーロ買いを実施させた裏には、こうした国際的なマネーの大きな動きがあったのである。
では、なぜオイルマネーはドルからユーロにシフトしたのか。それはイスラエル対パレスチナもさることながら、遠からず米国がイラクに大規模な攻撃を実施すると確信したからである。
そして米国ではNY市での新たな大規模テロへの警告が出されてマーケットを揺さぶった。これは偶然ではない。次の戦争への緊張感を高め、再び米国民がブッシュの旗の下で団結するようにしていくのである。金と原油相場の上昇トレンドがまったく崩れないのは当然なのである。
景気底入れ宣言だって?笑わせるんじゃない。この国の何が変わったというのか。米国をはじめ世界は日本など眼中になく動いているのだ。下がれば戻り、梅雨に晴れ間があって何か不自然か?本当に恐いのは油断した時なのだ。
上がっているうちは買えばよい。だが、株高と景気回復で浮かれてはいけない。馬鹿とハサミは上手に使えばいいのだ。
http://www.hayami.org/htm/mdm_01.htm
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