オーストラリア政府は20日、例年になく大量発生している毒クラゲ「イルカンジ」の研究に10万豪ドル(約700万円)を投入し、ワクチン開発を急ぐことを決めた。日本人観光客に人気の世界最大のサンゴ礁グレートバリアリーフがある北東海岸で、このクラゲが大量発生。1月に英国人、4月には米国人の観光客それぞれ1人が遊泳中に刺され死亡した。豪政府は観光への影響を懸念し、本格的な安全対策を講じることにした。
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