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(回答先: 「副領事が謝意」遼寧省当局者、外務省調査に記述なし [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2002 年 5 月 17 日 14:56:13)
中国・瀋陽の日本総領事館事件の民主党調査団(海江田万里、中川正春両衆院議員)は16日、事件に対応した同総領事館の査証事務担当副領事が、取り押さえられた5人が中国側に連行された8日午後3時過ぎ、遼寧省外事弁公室に電話をかけていたことを明らかにした。電話の事実は外務省の調査報告には記載されていなかった。
調査団によると、電話があったことは調査に応じた中国当局者から明らかにされた。副領事にただしたところ、「今日、重大な事態が発生した」と電話口に出た女性職員に中国語で抗議した上で、総領事館の中国人職員に電話をかわり、事情を説明させたという。一方、中国側は「事件は落着した。感謝するという内容の電話だった」とした。
阿南惟茂・駐中国大使が事件の朝、北京大使館の全体会議で「不審者は敷地に入れないように」と指示していたが、調査団によると、総領事館の職員にはこの指示は周知されていなかったという。電話連絡を受けて現場への指示を出した高橋邦夫・駐中国公使は「(大使の指示は朝鮮民主主義人民共和国=北朝鮮=脱出者に対するものという認識は)全く自分の気持ちにはなかった」などと話したという。
調査団は総領事館関係者らに加え、領事館内に入った中国の武装警察官大隊長ら中国側の4人にも事情を聴いた。この結果、中川氏は「日本、中国双方とも現場ではそれぞれの職務に対して一生懸命やったということが伝わってきた」と話した。(03:05)