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05/10 12:22 政府全体で大陸棚調査へ 国土の1・7倍 社会39
共同
太平洋沖合にある離島付近の海底部分(計約六十五万平方キロ)
が国連の基準を満たし、新たに日本の大陸棚として承認される可能
性が高いことを受け、扇千景国土交通相は十日の閣議後会見で、海
上保安庁に関係省庁が協力し、政府全体で調査に取り組むことにな
ったことを明らかにした。
大陸棚は貴重な鉱物のマンガンやコバルトなど資源の宝庫として
知られ、今回の対象は日本列島の総面積の一・七倍に当たる。
保安庁などによると、今後精密な調査に入る予定だが、ボーリン
グ調査の機材が同庁にはなく、地殻の判定にも専門家の協力が必要
。このため政府全体として調査の基本方針を策定、「金属鉱業事業
団」(経済産業省所管)が所有する鉱物探査船などの協力を得る方
針。
国連の専門委員会は、陸地から土砂が流れ込み地続き状態となっ
ている海底も大陸棚として承認することにしており、二○○九年五
月までに調査資料の提出を求めている。
保安庁は、測量船を使い一九八三年に調査を開始。これまでに小
笠原諸島周辺などの海底六カ所計約六十五万平方キロが国連の基準
を満たしていることが分かった。
(了) 020510 1222
[2002-05-10-12:22]