現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
福島県須賀川市の祈とう師宅で1995年7月、信者の男女6人が遺体で見つかった事件で、殺人、傷害致死などの罪に問われた祈とう師江藤幸子被告(54)と、信者3人に対する判決公判が10日、福島地裁であった。
原啓裁判長は「除霊という宗教行為の名を語り、執ような暴行を加えた」などとして、江藤被告に求刑通り死刑を言い渡した。
また元自衛官根本裕被告(27)と、江藤被告の長女裕子被告(30)に求刑通り無期懲役、元重機オペレーター関根満雄被告(52)に懲役18年(求刑・懲役20年)をそれぞれ言い渡した。
判決によると、4人は95年1―6月ごろ、「御用」と呼ばれる悪霊払いを行うと称し、江藤被告宅に住んでいた関根被告の妻君子さん(当時45歳)らの全身を太鼓のばちでたたくなど集団暴行を繰り返し、6人を死亡させた。
公判で江藤被告は「すべて神様の指示に従ってやったこと」などと主張。ほかの3被告も、「(暴行は)魂が清められるという江藤被告の言葉を信じ、宗教的確信に基づいて行った」と殺意を否認していた。
(5月10日17:53)