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俺(おれ)はフーリガンちゃうで!――。サッカー・ワールドカップ(W杯)を前に、そんなロゴをプリントしたTシャツを大阪市のサッカーファンでつくるNPO法人「大阪サポーターズクラブ」が5月1日から発売する。「英国のサッカーファンはフーリガン」との「偏見」に悩む在日英国人のために作ったという。
Tシャツ製作のきっかけは、同クラブの竹内宏一理事長(36)が知人の在日英国人から聞いた悩み。サッカーを観戦しているだけで、「フーリガンだ」と言われて写真を撮られたり、仕事場で何度も「W杯ではフーリガンになるのか」と尋ねられたりして困っていると打ち明けられたという。
関西弁のロゴをプリントした試作品を製作。今月上旬、英国の代表的なサッカー雑誌に取り上げられ、「ぜひ欲しい」などの反響の電子メールが100件以上寄せられているという。
竹内さんは「W杯で耳にするのは、過激なフーリガン対策の話ばかり。このTシャツで、サッカーを通した国際交流というW杯の一番大切な意義を広めていきたい」と話している。
Tシャツのロゴは関西弁、英語、カタカナの3種類で、1枚1980円。インターネットなどで販売する。(01:44)