記者コラム「インターネットで読み解く!」新作
http://dandoweb.com/backno/20020328.htm
「100nm、つまり1千万分の1メートルを切る技術で
造られるCPUは、来年には現在の最高機種「ペンティ
アム4」後継として家庭でもオフィスでも実際に使わ
れることになる。20年前には100nmは回路技術の原理
的な限界と考えられる数字だった。それが破られたと
はいえ、限界が見える地点に間もなく到達することに
違いはない。科学技術史上で画期的な時期に至って、
国内半導体メーカーに元気がないばかりか、20年前の
技術予測「ハードの進化が止まる時はソフトウエアが
主流の時代」に対する備えも出来ていない。薄ら寒い
日本の現実をここで確認するしかないとは、いささか
辛い」
◆目指す最高性能と限界を決める絶縁膜厚さ
◆競争力を失わせた国内勢の戦略欠如
◆ソフトウエア開発に人がいない!?