(回答先: Re: 親中国一派の掃討が 始まった 投稿者 平成維新株式会社公報部 日時 2002 年 3 月 25 日 22:06:07)
台湾の秘密基金 日米に飛び火 要人らの実名暴露 押収の週刊誌
安保協力名目に
【台北21日=矢島誠司】台湾のCIA(米中央情報局)ともいえる国家安全局(国安局)の秘密資金の存在が暴露された問題は二十一日、日米をも巻き込む形で拡大した。詳報を報道しようとして検察に差し押さえられた週刊誌「壱週刊」の現物は、日米台の安保協力体制づくりを目指す秘密基金の存在や、その基金メンバーとして橋本龍太郎元首相を含む日米の関係者の実名なども暴露しており、今後さらに波紋を広げそうだ。
壱週刊の報道は二十日付で報じた中国時報と同様、昨年、公金を横領して中国か米国に逃亡中とされる劉冠軍・元国安局出納課長から提供された国安局の膨大な機密資料を基にしているという。
二十一日の台湾メディアの報道によると、壱週刊などから押収された機密書類は国安局の想像を大きく超える規模で当局は衝撃を受けている。また、今回の報道は李登輝氏を標的にした限定的、意図的なものであるとの指摘もある。
壱週刊が伝えた日米台の安保協力体制を図る秘密基金は、「明徳プロジェクト」と呼ばれ、一九九四年に当時の李登輝総統の承認のもとに作られた合計三十五億台湾元余りの秘密工作資金の中から同年、二千七百六十万元(約一億五百万円)で作られたという。
安保、軍事面での日米台の秘密交流パイプづくりを目指したもので、九六年の台湾海峡危機にも機能し、米政府による二隻の空母派遣にもつながったという。さらにこの基金と交流パイプは陳水扁総統にも受け継がれ、先の湯曜明・国防部長(国防相)の初訪米はその成果だとしている。
同基金にかかわるメンバーには、日本側では橋本龍太郎元首相らの実名が挙げられているほか、退任した統合幕僚会議議長、内閣情報調査室長、公安調査庁、警視庁関係者らも入っているという。米側では共和党人脈を中心にキャンベル元国防副次官補、ウォルフォウィッツ現国防副長官の二人が実名で挙げられ、国防総省、国家安全保障会議(NSC)関係者らも加わっているとしている。台湾側メンバーには簡又新・現外交部長(外相)らの名前もある。基金はメンバーたちへの贈り物などにも使われたとし、受領書の写しなども掲載している。
壱週刊は、九六年の台湾海峡危機当時、台湾側から要請を受けた橋本氏が米側に、もし米政府が台湾を防衛しなければ、日本は中国に降伏するか核武装するしかなくなる−と伝え、米政府に台湾防衛の決意を促したとも伝えている。
http://www.sankei.co.jp/news/020322/morning/22int002.htm
コメント:親台湾系の方も雲行きが怪しくなってきたようで。「台湾ロビー」(著:本澤二郎)でも詳細に取り上げられていた台湾から日米両国の政治家への不透明な金の流れが暴露される日も近いかも。