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コロナ禍対策と東京オリンピック強行のジレンマに陥っている菅首相は、絶対に旧日本軍の失敗を繰り返してはならない!
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/9087962.html
新ベンチャー革命2021年2月5日 No.2738
1.今の日本国民にとって最大の不幸は、危機対応能力の欠如した人物が国家リーダーとして総理ポストに鎮座している現実にある
今の菅政権下の日本政府は、コロナ禍対策とコロナ禍での東京オリンピック開催という相容れない二つの難事の間で完全にジレンマに陥っていると言えます。
このような世紀の国家危機に際して、国家リーダーに求められる能力は平時とは比べものにならないほど高度なものが要求されます。
ところが、今の日本の国家リーダーである菅首相には、そのような高度な能力が欠如していると断言してよいでしょう。
筆者が菅首相であれば、国民に多大な迷惑を掛けるので、即刻、辞任するでしょう。
ところが、この人には、自己ベンチマーキング能力(自己採点能力)すらも欠如していて、もうどうしようもありません(注1)。
2.世紀の国家危機に対応するには、シナリオ発想力の備わった人物が国家リーダーを務めるべき
日本が平時であれば、凡庸な人物でも、そこそこ、国家運営ができますが、今の日本は、世紀の国家危機にあります。菅氏の前の総理だった安倍氏も菅氏と同じく凡庸な人物だったのですが、安倍氏は、コロナ禍に対応できず、いつものように、またまた、政権を放り出してしまいました、無責任にも・・・。
しかしながら、彼の後任の菅氏は、自分の能力のなさにすら気付いていないように見えます。菅氏は単に、総理というポストが欲しかっただけのように見えますが・・・。
その結果、自民の黒幕・二階氏におだてられて、嬉々として、総理の座に居座ったのでしょう。
しかしながら、世紀の国家危機に対応するのに必須のシナリオ発想力が菅氏にはまったくないのではないでしょうか(注2)。
さらに言えば、自己ベンチマーキングすらできない人は、ハナからシナリオ発想力はないと言えます。
3.菅首相は名著「失敗の本質」を読んで、我が身を振り返るべき
東京オリンピック開催の強行というプレッシャーの中で、コロナ禍を乗り切るには、並みの首相では到底、無理です。
上記のような菅首相は、名著「失敗の本質」から、自分や森氏が、戦時中の旧日本軍上層部と酷似していることに気付くべきです(注3)。
戦時中、旧日本軍上層部の失敗にて、300万人もの日本国民が犠牲にされたのです。
今の日本も、菅政権が旧日本軍と同じ大失敗をやらかす危険が非常に大きいと言えます。われら現代の日本国民はたまったものではありません。
上記「失敗の本質」にて指摘されている旧日本軍上層部の失敗の本質を筆者なりにまとめると、ズバリ、彼らにはシナリオ発想力が欠如していたと言えます(注2)。
シナリオ戦略論の専門家・ピーター・シュワルツによれば、リーダーたる者は「インサイド・アウト思考」に加えて「アウトサイド・イン思考力」を身に付けるべきとのこと。
菅首相に限らず、一般的に日本人は「インサイド・アウト思考」型の人が多く、「アウトサイド・イン思考」に弱いのではないかと思われます、筆者自身も含めて・・・。
菅首相について言えば、彼自身、自分が国民からどのように観られているか、一度、じっくり考えてみるべきです。
そうすれば、彼はただちに、総理を辞任するはずです。
注1:本ブログNo.2710『今の菅氏がまともにベンチマーキング(自己採点)をできていたら、そもそも総理になっていないはず:国民から見下されて恥をかくだけだから』2020年11月2日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/8063032.html
注2:本ブログNo.2734『コロナ危機に瀕する今の日本において、国民にとって最大の不幸は、シナリオ発想力が皆無の人物が国家リーダーを務めている点にある』2021年1月17日
http://blog.livedoor.jp/hisa_yamamot/archives/8908527.html
注3:Diamond Online“なぜ、今『失敗の本質』なのか?これから読むための7つのヒント”2017年2月6日
https://diamond.jp/articles/-/116603
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