http://www.asyura2.com/20/senkyo278/msg/656.html
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現在わが国で新型コロナ感染拡大が収まらす、3大都市圏等で2回目の緊急実態宣言が発出され、変異種の発生も起こり医療崩壊が叫ばれている。
これに対するには、要は感染拡大を抑える一方で、医療資源を拡充する事に尽きるが、少なくともワクチンが行き渡りかつ十分な効果が出るまでは、その両方に効果がある療養ホテルキャパの拡大は、筆者はこれからの対策の中心になるべきと思う。
新型コロナは現在、致死率の高いかつての結核やSARSと同等の指定感染症の1類に近い2類相当となっており、これが医療資源を圧迫しているため、インフルエンザのような5類相当に変更するべきという主張も多い。
だか、5類相当に変更して、軽症者や無症状者が自由に街を歩かれても困る。それによる感染拡大は免れないのではないか。
現在は、基本的に入院措置、そのキャパが足りない場合に軽症者や無症状者はホテル療養、されにそれが出来なければ自宅療養というような運用になっているが、自宅療養では家庭内感染が避けられない上に、単身者の場合は行政の食事配送当各種支援はあるものの、外出を防ぐのは難しいだろう。
現在でも、政府は都道府県毎の療養ホテル拡充目標を示し、都道府県に療養ホテル拡充計画を出させ、政府は全面的に財政支出するような措置はされていると思うが、これを強化し場合によってはホテルを接収する権限を都道府県に持たせるべきだろう。
更には、軽症者は罰則付きのホテル療養を義務付ける。(但し法律の建付けの問題は在ろうが、いきなり刑法適用は行き過ぎで科料を課すのが適当ではないか)
TVで積極的に発言している昭和大の二木教授は、次のように一旦五輪選手村の療養施設転換への開放を提唱している
https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/01/21/kiji/20210121s00041000175000c.html
「私が以前から言っているように、ともかく診断された人を現場現場でその都度判断するのではなくて全部どこか大きな宿泊療養所とか待機所みたいなものをつくって、いったんそこに入って頂いてそこで正確な判断をしながら振り分けをしていくと。第1波の時から言っているんですが五輪の選手村を使ってはどうだって話をして、ずいぶん叱られましたけど」
筆者は正に慧眼だと思う。
その他医療資源拡充については、民間病院への損失補償によるコロナ対応化促進、重症者・中等症者の集中拠点病院の設定等を進めるべきである。
また日本においては、PCR検査での遺伝子増幅率が過度でコロナ感染に遥に至らない者まで陽性者としてカウントして、陽性者=感染者として独り歩きしているという指摘があるが、現実的なものへの是正が必要だろう。
感染拡大抑制については、入国制限の延長徹底が必要である。間違っても春節の中国人観光客用に早期の解除が在ってはならない。
中国、韓国、ベトナム等からの入国の特例で短期の所謂ビジネスマンを対象としたビジネストラックについては、無期限の入国中止とし、外国人実習生を対象とするレジデンストラックももし再開するのであれば罰則付きの2週間隔離厳守が必要である。
この他コロナ対策としては、緊急事態宣言等の営業・行動制限、ワクチン実施、補償・支援金等の政策があるが、国会、国家行政、地方行政、医師会等の業界団体においては、コロナ直接死者数 + 経済関連死者数(自殺等)が最小になる事を大目的に掲げ、施策を打つことを望みたい。
佐藤総研 blog.livedoor.jp/ksato123/
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