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北海道2区補選は自民“不戦敗” ダメージ軽減で菅降ろし封じ
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/283952
2021/01/16 日刊ゲンダイ
議員辞職した吉川貴盛元農相(C)日刊ゲンダイ
国政選挙を“不戦敗”とは、よほどのことだ。4月25日に実施される衆院北海道2区の補欠選挙について、自民党が候補者を擁立しないことを決定した。北海道2区の補欠選挙は、鶏卵汚職で立件された吉川貴盛元農相(70)の議員辞職に伴って実施される。これで野党の勝利が確定した。
むざむざ1議席を捨てたのは、“菅降ろし”を阻止するためだとみられている。実際、候補者の擁立を断念したことで、菅降ろしにブレーキがかかる可能性があるという。
「4月25日には、参院長野選挙区の補欠選挙も予定されています。北海道2区はもちろん、参院長野選挙区も自民党は敗北濃厚です。もし、野党とガチンコ勝負して“補選2連敗”となったら、“やっぱり、不人気の菅総裁では選挙に勝てない”と、自民党内で菅降ろしの動きが強まったはずです。自民党の下村博文政調会長も『2敗した場合、政局になる』と予告していた。首相周辺は、正面から戦って2敗するよりも、1敗1不戦敗とした方がダメージが小さいと計算したのでしょう。実際、1敗1不戦敗なら、菅政権に与えるダメージは大きくならないはずです」(政界関係者)
案里議員を辞職させるシナリオも
なにより「これで菅政権での解散はなくなった」との見方が広がり、菅降ろしの動きがストップする可能性があるという。
「自民党内では、補欠選挙に合わせた“4.25総選挙”も囁かれていました。でも、これで4.25総選挙は消えた。もし、4.25が念頭にあるなら、北海道2区の候補擁立を断念しなかったはず。2021年の政治日程を考えると、4月選挙を見送った場合、解散総選挙は秋以降となる確率が高い。菅さんの総裁任期は9月末、衆院議員の任期は10月です。恐らく、党内のコンセンサスは、“菅首相には総裁任期の9月までやってもらい、その後、新総裁を選んですぐに解散”となっていくでしょう。“ポスト菅”にとってもコロナ対応を菅さんに押しつけられる。この先、党内の空気が“9月までなら菅さんでいいか”となっておかしくありません」(自民党関係者)
菅首相の周辺では、4.25補選のショックをさらに小さくするために、逮捕された河井案里参院議員を辞職させる、というシナリオも練られているという。案里議員が辞職すると、参院広島選挙区でも補欠選挙が行われる。参院広島は、野党の選挙区事情もあり、補選となったら、自民党が勝利する可能性も高いという。4.25補選が<1勝1敗1不戦敗>ならば「菅首相では選挙に勝てない」の声は小さくなるだろう。しかし、コロナ対策が後手後手の菅政権が9月まで続いたら、国民生活は大変なことになる。
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