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※2020年12月26日 日刊ゲンダイ2面 紙面クリック拡大
【満天下に知れ渡ったデタラメの正体】
— 笑い茸 (@gnXrZU3AtDTzsZo) December 28, 2020
安倍前首相も菅現首相も
もはや逃げ切れないだろう
日刊ゲンダイ pic.twitter.com/v5NWWwb4tE
※文字お越し
「#安倍前首相の議員辞職を求めます」――。フザけた答弁の最中から、ツイッター上では、このハッシュタグが猛拡散。一気に「トレンド入り」したことからも、国民の不満がうかがえる。
安倍前首相が25日、衆参両院の議院運営委員会に出席。「桜を見る会」前夜祭の費用補填を巡り、虚偽答弁を重ねたことをわびた。
むろん、謝罪は形だけ。24日の会見に続き、「私の知らない中で行われてきたとはいえ」「結果的に」などと言い訳がましい前置きを連発した。
クラブ加盟記者限定の会見では「国民から見て一点の曇りもないように、透明性を確保するため私自身が責任を持って徹底していく」と強調。疑惑の解明に努めると約束したクセに、進んで真実を説明する姿勢はみじんもなかった。
いくら野党議員が前夜祭の領収書や明細書の提示を求めても、よほど見られたくない記載でもあるのか、かたくなに拒否。「ホテル側の営業の秘密」を理由に挙げ、さも自らの意思ではないかのように振る舞うのが、この人物のタチの悪さだ。
「透明性の確保」は口からデマカセ。たった1日で、また1つ大嘘を重ねるとは筋金入りのペテン師だが、安倍の国会説明によって、むしろ疑念は深まるばかりだ。
前夜祭を主催した政治団体「安倍晋三後援会」は会計責任者の略式起訴を受け、政治資金収支報告書を訂正。公開中の2017〜19年分に参加者の会費や補填した前夜祭費用の収支を新たに記載したが、補填分の原資に関しては「繰越金」の増額修正にとどまる。
費用補填に使ったとみられる繰越金の増額分はどこから捻出したのか――。共産党の田村智子参院議員にそう追及されても、安倍はまともに答えない。依然として謎は残ったままだ。
念頭には真相を隠す方便だけ
昨年までの4年間の補填額は参加者1人当たり約3000円。会費の5000円を加えれば「宴会費」は実質8000円。約37%ものディスカウント料金で、参加者は高級ホテルの宴会場で飲み食いに興じたわけだ。
しかも、安倍は補填分の原資は「私のいわば預金から下ろした」「事務所に手持ち資金として預けていたもの」と説明する。自身の口座から引き出した金を4割引きの原資に充て、有権者をもてなせば立派な利益供与にあたるのではないか。
その点を共産党の宮本徹衆院議員がただすと、安倍は「利益を供与して票を集めようとはツユほども考えていない」と色をなして反論。痛いところを突かれると、すぐムキになって強い言葉を使うのが、この人物のクセだ。宮本の指摘は恐らく図星ではないのか。
そもそも安倍は14年から不記載を始めた動機を聞かれても「当時の責任者に接触できない」と説明を拒否。野党側は「同年に小渕優子元経産相の政治団体の政治資金規正法違反事件が発覚。その影響もあったのでは」とみているが、安倍の念頭には真相を隠すための方便しかないのだろう。
「いつも通り『真摯に反省』なんて口先だけ。公的行事の『桜を見る会』の私物化や、118回も嘘を繰り返して国会を欺き、貴重な審議時間を空費させたことへの反省の色もない。全く誠実さに欠けた説明でした。『みそぎ』のポーズを示すだけのセレモニーに国会を利用したに過ぎず、茶番としか言いようがありません」(法大名誉教授・五十嵐仁氏=政治学)
これだけ疑惑のオンパレードなのに、東京地検特捜部は、なぜ安倍を不起訴にしたのか。大甘捜査への疑念も尽きない。
腐敗のウミを出し切るには議員辞職しかない |
「秘書に任せていた」を連発し、自分は議員バッジにしがみつく。こんな醜態は民間企業ではあり得ない。立憲民主党の辻元清美衆院議員も指摘したが、社長が公の場で嘘を100回以上も重ねた揚げ句、「社員にダマされた」という言い訳は通用するのか。その上、社員だけは詰め腹を切らせ、社長は「初心に帰って全力を尽くす」なんて言い分は通らない。
そんな会社はコンプライアンス失格。社会の信用を失って潰れかねない。そんな社会常識の基本すらゴマカそうとするのが、希代のペテン師の恐ろしいところだ。
大体、あれだけ豪華な宴会場で酒や料理を提供すれば、会費5000円で収まらないことは自明の理だ。しかも、その明細書をホテル側は発行していないと、安倍は国会で繰り返したが、これも真っ赤な嘘だった。たとえ秘書がそう説明しても、世間の常識に照らし合わせれば誰だって疑ってかかる。
そんな常識すら持ち合わせず、秘書の言い分をうのみにして虚偽答弁を重ねたのなら、安倍のオツムは相当にヤバイ。それでも安倍は「5000円で全て賄っていたんだね」と秘書に確認したというから、もう言葉が出ない。
そんな常識のかけらもないマヌケが、総理のイスに7年8カ月も納まっていたとでもいうのか。本当なら戦慄を覚える。菅首相も官房長官時代に安倍の非常識答弁を追認。「5000円でできないこと、ないんじゃないでしょうか。私どもはいろいろやっています」と強気で答えていたから、安倍と同罪である。
とことん自分に甘いオジサンたち
これだけ腐った2人が8年もの長きにわたって、政権のバトンをリレーすれば、組織が腐敗するのも当然の流れだ。
25日はくしくも、東京地検特捜部が衆院議員を辞めたばかりの吉川貴盛元農相の議員会館や札幌市にある事務所などをガサ入れ。容疑は収賄で、大臣在任中に鶏卵大手「アキタフーズ」(広島・福山市)の前代表から計500万円を受け取った疑い。うち300万円は大臣室で2度にわたって現金で受領したというから、モラルもヘチマもない。前出の五十嵐仁氏はこう言った。
「慢性心不全で入院中の吉川氏は、特捜部の聴取に『現金は返すつもりだった』と開き直ったそうです。バレなければ、ずっと預かったままだったのか。全てを『秘書のせい』にして、都合が悪くなれば『病院に逃げ込む』が自民党の常套手段。こんな言い分が通じると思っているほど、国民をバカにしている。折しも、賭けマージャン問題の賭博罪で告発され、不起訴処分となった黒川弘務元東京高検検事長に、検察審査会が『起訴相当』を議決。『規範意識が鈍麻している』と厳しく批判しました。かような人物を“官邸の守護神”として検事総長に担ぎ上げようとした菅首相や安倍氏にも同じ言葉はあてはまります。長期政権のウミがたまり、上から下まで『規範意識が鈍麻』した面々に政権を任せるのは限界です。いっそう腐敗が進むだけです」
安倍は国会出席後に「説明責任を果たすことができたのではないか」と自画自賛。菅も25日の会見で「一定の説明責任を果たした」と認めたが、どんだけ自己評価の高いオジさんたちなのか。しかも菅は、安倍の国会説明を「見ていない」というから、とことんフザけている。
「表現のしようがないほどのデタラメが満天下に知れ渡ったのに、安倍氏も菅首相も年末のドサクサに紛れて幕引きを図ろうとする。その算段が体中からにじみ出ており、性根から腐っているとしか思えません。もはや逃げ切れると思ったら大間違いで、国民の怒りの火に油を注ぐようなものです。長期政権のウミを出し切るには、まず安倍氏に潔く議員を辞めてもらうしかありません」(政治評論家・本澤二郎氏)
辻元に「国民の間で議員辞職をの声があるのをご存じか」と聞かれると、安倍は「はい。承知しています」と素直に認めた。だったら、国民の声を聞き入れ、バッジを外したらどうなのか。改めて「#安倍前首相の議員辞職を求めます」。
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