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英国発変異種“米国経由”で日本上陸の危機…水際対策が甘い
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/283109
2020/12/24 日刊ゲンダイ
英国以外への制限は「判断できない」(23日、会見での加藤官房長官)/(C)共同通信社
感染力が従来より70%も強力とされるコロナ変異種が英国で蔓延していることを受け、政府は24日から入国制限を強化。中長期の滞在を目的とする外国人の新規入国と、日本人出張者らの帰国後2週間待機免除の対象から、英国を除外した。
加藤官房長官は23日、「機動的に水際対策を講じる」と言ったが、変異種は既に周辺各国に“飛び火”している。悠長に構えていると、英国以外から上陸する恐れがある。
米CNNによると、英国で確認された変異種は11月中旬に米国に到達し、既に多くの人に感染している可能性が高いという。変異種を研究しているアリゾナ大学生態学・進化生物学部のマイケル・ウォロビー学部長は、米国で数百人が感染していると推定し、「何度も複数の場所で到達している可能性が極めて大きい」とコメント。米疾病対策センター(CDC)も「既に米国に存在している可能性がある」と指摘しているのだ。
来航者は英からの8倍 |
そんな状況の米国から、日本は大勢の渡航者を受け入れている。厚労省がまとめた「空港検疫所における滞在国・地域ごとの検査実績」によると、11月5日〜12月5日、英国からの渡航者に実施された検査数は計1764件。一方、米国は同期間で実に計1万3833件にも上る。入国制限を強化した英国の約8倍の渡航者が日本に入ってきている。
さらに、英の変異種はオランダ、デンマーク、イタリア、豪州でも確認された。世界で拡大しているのは確実なのに、加藤長官は英国以外の国への対応について「一定のデータや分析結果がなければ判断できない」と、随分ノンビリしているのだ。
「欧米各国の研究機関はウイルスの遺伝子配列を調査し、早期に情報公開するのが原則です。だからこそ変異種の早期発見につながったわけですが、日本の感染研などは情報公開に後ろ向き。どんな型のウイルスが蔓延しているのか分からないまま時間が過ぎ、政府の対策は後手に回るのです。米国に変異種が到達しているのなら、既に日本に上陸していてもおかしくありません。渡航者のウイルスの遺伝子配列を調べ、現状を把握した上で対策しなければ、さらなる拡大を招く恐れがあります」(医療ガバナンス研究所理事長・上昌広氏)
2月の第1波では震源地の中国からの渡航制限が遅れた。その後、3月の欧州からの渡航制限も後手に回った結果、国内で欧州型の感染が拡大。また同じ轍を踏む気か。
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