http://www.asyura2.com/20/senkyo277/msg/880.html
Tweet |
日本の政治は1年間進展なし 感染爆発と医療崩壊が近づく 中村敦夫 末世を生きる辻説法
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282838
2020/12/18 日刊ゲンダイ
小池都知事(C)日刊ゲンダイ
人間とチンパンジーの間には1・6%の遺伝子の違いしかない。人間は2本足で歩き、手を使うことで脳が大きくなり、言葉を獲得した。
しかし、日本の政界を見ている限り、飛び交う言語は不可解で、チンパンジー社会との違いが分からない。
とくに、コロナ危機が始まって以来、内閣や省庁、担当専門家たちは、矛盾に満ちた提案や数字を、ブチ上げてきた。
「この3週間が勝負!」と西村大臣は叫んだ。何を根拠に言っているのか分からない。これまで、「勝負」とか「正念場」は、小池都知事も乱発してきた。公営ギャンブルのダメ予想屋と同じで、当たったことはない。そもそも、コロナ問題の担当者がだれか、初めも今もはっきりしないのは奇妙だ。安倍はマスクと全国一斉休校で恥をかき、菅は「Go To Hell」(地獄へ行こう)につまずいて、支持率急落。
通常なら、代表責任者は首相で、代弁者は官房長官だ。しかし、コロナに関しては、安倍と菅には、最初から意思の疎通がなかった。2人とも、知的に判断する習慣も能力もないのだから、会っても無意味ということか。
こうなると、もっとも重要なのは、専門知識があり実務にたけた厚労大臣である。ところが、これは、今の官房長官をやってる加藤だった。うすら笑いを浮かべて、意味不明の答弁を垂れ流す。そのむなしさを買われ、官房長官に昇格した。前任の菅を真似て、「答えは控えさせていただく」を繰り返している。
改正人事で唯一まともだったのは、田村厚労大臣の起用である。医療行政に通じた唯一の専門家であり、醜聞もない。自民党には、利権あさりの族議員は掃いて捨てるほどいるが、各分野の専門家が圧倒的に少ない。
専門家の「分科会」もあるが、ここの意見が無視され、政府との対立が丸見えというのも異常だ。
こうしたドサクサに紛れて、用もないのに記者会見をやりたがる知事群もうるさい。マスコミ利用を知っており、存在感を押し出すために、内容のないおしゃべりを続ける。
東京と大阪でGo To戦術がバラバラなのは、猿知恵以上の政策ができなかったからだ。医者や評論家たちにも、政府の顔色を見ながら虚言を弄する者も少なくない。
要するに、世に飛び交う言葉のほとんどは、デタラメと知っておくに限る。1年間、何の進展もなく、感染爆発と医療崩壊が近づくばかりだ。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK277掲示板 次へ 前へ
最新投稿・コメント全文リスト コメント投稿はメルマガで即時配信 スレ建て依頼スレ
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK277掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。