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GoTo悪影響で“年金減額”の可能性 冷血菅政権に高齢者悲鳴
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/282636
2020/12/15 日刊ゲンダイ
冷血政権の「Go To」固執が完全な疫病神(田村憲久厚労相)/(C)日刊ゲンダイ
高齢者にすれば、まさかの事態だ。「Go To トラベル」の“魔の手”は虎の子の年金にも及びそうだ。「Go To」の開始以降、消費者物価指数に負の影響を与え、来年度の年金は減額の可能性が出てきた。
来年度から年金額の改定ルールが変わる。具体的には現役世代の負担緩和と称し、年金額を調整する「賃金・物価スライド」を見直す。従来は物価の変動がプラス、賃金の変動がマイナスだと、年金額は据え置くが、新ルールでは賃金のマイナス変動を優先。年金はマイナス改定となる。
問題は賃金の変動を表す「賃金改定率」だ。算出には前年の消費者物価指数が加味されるが、足元では「Go To」が超のつく下落要因となっている。
東京発着が解禁された10月の消費者物価指数のうち、「宿泊料」指数は前年同月比37・1%も下落。総務省が先月20日に公表した試算によると、「Go To」の大幅割引の影響だけで、33・7ポイントも押し下げていた。物価指数全体の足も引っ張り、10月の総合指数は前年同月比0・4%減。前出の試算だと「Go To」の影響を除けば、前年同月比0%にとどまっていたから、完全な疫病神である。
「Go To」が消費者物価指数を大幅に引き下げているせいで「賃金改定率」もゼロを切り、年金もマイナス改定となる――。9日の衆院厚労委員会で共産党の宮本徹議員が追及すると、田村厚労相は年金減額の可能性を否定できなかった。
宮本は続けて「国民年金だけで生活を切り詰めて暮らしている高齢者に『Go To トラベル』は全く無縁。人為的に物価を下げた影響で年金がマイナスになるのは極めて理不尽だ」と批判。政府に年金減額停止の特例措置を求めたが、田村は「後世との公平感、負担感」を理由に「特例は考えていない」と突っぱねた。
65歳以上は「利用を控えろ」と迫られているのに、冷血政権の「Go To」固執のせいで年金減額とはムチャクチャだ。さらに75歳以上の医療費負担は2倍増だから、むごい仕打ち。年金生活者は踏んだり、蹴ったりである。
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