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2020年 12月 14日
【10〜13日に体操の日本選手権が開かれて、個人総合・男子は全種目をシュアにこなした萱和磨が初優勝。2位に高校生の北園がはいり、3位は何と谷川兄弟が同点で分け合った。また男子の種目別の鉄棒では、この種目1本にしぼった内村航平が、予選、決勝とも15点台後半の国際大会で優勝できるような高得点を出し、会場をわかせた。
女子は、昨年、腰痛などで休養していた村上茉愛が圧勝。2位に畠田瞳、3位に中学生の相馬生がはいった。
尚、それぞれ足を故障して、この大会での復活を目指して来た男子の白井健三は18位、女子の寺本明日香は13位で終わってしまったのだが。2人とも、まとめ役としても、日本チームには必要な人材だと思うので、来春に向けて、何とか立て直しをはかって欲しい。 o(^-^)o】
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新型コロナウィルスの感染拡大が止まらないものの、経済対策を重視する菅内閣はなかなか積極的に感染拡大策をとろうとしない。
11日に分科会から、ステージ3の地域を発着するGo To トラベルの一時停止や移動の自粛、飲食店の時短営業などを提言されたものの、すぐには決められず。12〜13日と自治体の長に意見をきいて、14日に対策本部で協議してから決めたいと、どんどん結論が先送りにされている。(-_-;)
こんなに感染者や重症者、死亡者が増えて、一部地域では医療崩壊が始まっているというのに、菅首相は11日、「いつの間にかGOTOが悪いことになってきちゃったんですけど」「なかなか私の口から言いにくいことなんですけれど、経済が悪くなると、暮らし・雇用を守ることができません」と主張。少なくとも、感染拡大防止策(=国民の生命、健康の安全確保策)を経済対策より優先しない姿勢を明らかにした。(ーー)
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このような菅首相の姿勢を見て、かなり辛らつな批判が寄せられている。
『金子勝教授「死者がもっと増えていく」…政府の対応後手後手が続けば
立教大学特任教授で慶応大学名誉教授の金子勝氏が13日、ツイッターに新規投稿。菅政権の新型コロナウイルス対策を不十分であるとし、「死者がもっと増えていく」と案じた。
金子教授は「【敗北の3週間】」と政府が訴えていた「勝負の3週間」を皮肉り、「ついに全国感染者数は3千人を超えて3041人に。重症者は578人。死者は2600人直前。ガースーのスカスカ政権の無能無策ゆえに、東京・大阪の感染集積地さえ特定できず、全国でしみ出すように感染が拡大している。後手後手になれば、死者がもっと増えていく」と憂えた。
別の投稿で金子教授は「【ガースーの独裁体質】」とし、「ガースーは公安警察が官邸支配する強権政治、一度決めたら民主主義を無視して何でも強行。人命軽視でGotoと東京五輪で強行」と感染者が増えてもGoToキャンペーンを中止しないことを指摘。続けて「そして側近コネクティングルームの和泉補佐官は、軟弱地盤で費用も時間も膨大な辺野古新基地建設を強行。三重に苦しむ沖縄だ」と投稿した。(デイリースポーツ20年12月13日)』
また、神戸大学教授の医師・岩田健太郎師が、Go To 政策について「旧日本軍のインパール作戦なみ」だと評していたことには、ぞっとさせられるところがあったし、強く印象に残った。(@@)
<日本軍はビルマのインパール奪還を目指す作戦を強行。兵士たちは3週間分の食料しか持たされず、最大470キロを踏破するという無謀な計画遂行を命じられた。しかし、英軍との戦いや食料不足、悪環境により死者や傷病者が続出。そんな中、司令官のひとりが、5千人ぐらいの損害(=日本兵の死亡)で、作戦を遂行できると報告していたという。無謀な作戦であったにもかかわらず、中止を決めるまでに4ヵ月後かかったこともあり、結局、3万人近い兵士を死亡させることになった。(-_-)>
『岩田健太郎医師「GoToは異常。旧日本軍のインパール作戦なみ」〈週刊朝日〉
本格的な冬が到来し、日本列島がコロナ「第3波」に見舞われている。急増する重症者に医療は逼迫。だが、政治家たちのメッセージは「経済が大事」「感染対策が大事」と、ブレブレで、国民は戸惑うばかり。日本はどのような道を歩むべきなのか。神戸大学大学院教授の岩田健太郎医師に聞いた。
* * *
菅首相は感染対策を最優先しながら経済を回していかなければならないと主張しています。どちらも当然大事ですが、アクセルを踏みながらブレーキを踏めと言っているのと同じで、受け手は混乱してしまいます。
その結果、みんな自分の都合で考えることになり、「コロナは風邪」と考えるような人はGo Toを活用し、そうでない人は入念に対策をする。感染対策は、みんなが集団的に同じ行動をしないと効果が出にくい。Go Toも感染を恐れる人が多ければ効果は十分に出ません。中途半端な状態を、日本はこの1年近くずっと続けてきました。
国はGo Toの一時停止についても自治体に判断を任せるなど無責任です。そもそも撤退プランもなくキャンペーンを始めたことが異常です。多くの旅行業者が対応に追われていると聞き呆れました。失敗を想定しないプランというのは、無謀な作戦で多くの犠牲を出した旧日本軍の「インパール作戦」と同じです。
感染対策を優先した中国やニュージーランド、各フェーズで明確にメッセージを出してきた欧州各国に比べ、日本はリーダーシップが取れていない。曖昧な対策で「感染対策は経済の邪魔」という考えを国民に植え付けてしまいました。「経済優先か感染対策か」というのはナンセンスな議論で、対立関係として考えること自体が間違い。「急がば回れ」で、感染対策こそが最強の経済対策なんです。最大限の感染対策をしながら、その間に自殺者などの犠牲を出さないため、最低限の生活補償をすればいい。
ただ、日本は感染の広がりが一様ではないため、緊急事態宣言は出すべきではないと思います。今は感染が拡大している北海道や東京、大阪などを重点的に対策し、感染流行地域とそれ以外の行き来を止める。これが誰にでも理解できる明確なメッセージで、賛否はあっても理にかなっています。
加藤勝信官房長官はよく「現時点では逼迫していない」というような言葉を使いますが、現時点を基準に考えてはいけません。報道される感染者数は数週間前の国民の行動が反映されたもので、対策は数週間後を視野に入れて議論しないといけない。日本の政治家は、「まだ大丈夫」とぎりぎりまでトイレに行かない子どもみたいなものです。
政府にビジョンがない以上、国民に判断が任されている。まさに「自助」です。年末年始の帰省含め、個々人が先の展開を予見して行動することが求められています。
いわた・けんたろう 1971年、島根県生まれ。感染症内科医。米国、中国などでの病院勤務を経て2008年から神戸大学。近著に『コロナと生きる』(内田樹氏との共著、朝日新書)
(まとめ/本誌・秦正理・・・週刊朝日 2020年12月11日号)』
どうかリーダーの判断ミスで、犠牲者が増えないことを祈るばかりだ。(-人-)
話は変わって、日本学術会議の推薦人任命拒否の件を・・・。
12月にはいって、コロナ対策や桜の前夜祭の問題が多く取り上げられるようになっているのだけど。この問題も忘れてはなるまい。(**)
内閣府が野党の求めに応じて、参院予算委員会に、学術会議の新会員任命に関わる資料を提出。資料には、手書きで「R2・9・24」(令和2年9月24日)、「外すべき者(副長官から)」と記されていたという。<その他の部分は黒塗り。>
ただ、この資料によって、新会員の任命拒否に際して、杉田官房副長官が主導していたことが明らかになった。(・・)
『学術会議任命拒否に杉田氏が関与 開示文書に「外すべき者(副長官から)」
日本学術会議から推薦された新会員候補6人を菅義偉首相が任命拒否した問題で、内閣府は10日、杉田和博官房副長官が除外に関与したことを示す経緯文書を参院予算委員会の理事らに示した。杉田氏の関与が公文書から裏付けられたことで、立憲民主党など野党は11日の参院予算委理事懇談会で、杉田氏が国会に出席して経緯を説明するよう改めて求めた。
内閣府が示した資料は、手書きで「R2・9・24」(令和2年9月24日)、「外すべき者(副長官から)」と記され、その他の部分は黒塗りだった。内閣府は「副長官」とは杉田氏のことだと認めたという。9月24日は任命拒否した決裁文書の起案日。野党は11日の理事懇で、黒塗り部分の開示を求めたが、内閣府は「お答えできない」と応じなかった。任命拒否された6人の名前などが記されているとみられる。
6人の除外を決定した経緯文書については、内閣府が保管していることを、11月5日の参院予算委で加藤勝信官房長官が認めていた。ただし、加藤氏は「人事に関する記録」を理由に提出を拒否し、野党が開示するよう求めていた。【堀和彦】(毎日新聞20年12月11日)』
『政府が提示したのは、首相の決裁に至るまでの過程で作成された一連の公文書。立憲民主党の蓮舫代表代行が要求していた。100ページ超ある文書の1枚に「外すべき者(副長官から) R2・9・24」との手書きがあり、下の部分が黒塗りにされていた。
政府は参院予算委理事懇談会で、文書は内閣府が作成したもので、「副長官」は杉田氏であることを認めた。黒塗り部分は「人事に関すること」として具体的な内容を明らかにしなかった。野党は任命拒否された6人の名前や肩書が記載されているとみている。
文書にある今年9月24日は、学術会議側から推薦された105人の新会員候補のうち、6人を除いた99人を任命する内容の決裁文書を、内閣府が起案した日に当たる。
野党は、任命拒否の理由や経緯を当事者にただす必要があるとして、予算委での閉会中審査と杉田氏の招致を求めた。与党は応じない方針。(横山大輔)(東京新聞20年12月11日)』
菅前首相は11日にネット動画に出演した際、コロナの感染拡大が深刻化する中、笑いながら「ガースーです」と自己紹介したことで、大ヒンシュクを買ったのだけど。
4日の会見の時も、学術会議の任命拒否に対する反発についてきかれた際、答えの最後のほうで(会見の中で唯一この時だけ)笑いながら、「これほど大きくなるかということですけども、まあ、私はかなりなるんじゃないかと思っていました」と答えたこ場面もmewは忘れない。<mewには、この問題をちょっと小ばかにしているようにも見えた。>
この件に関しても、国民に忘れて欲しくないし。来年の通常国会で追及する意義が十分にあると思っているmewなのだった。(@_@。
THANKS
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