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2020年 12月 12日
mewは、昨日、ちょっとキレそうになった。(ーー゛)
昨日、西村経再大臣(コロナ担当)が、会見で「是非国民の皆さんにも危機感を共有していただいて、いま一度感染防止策を徹底していただければありがたい」と訴えていたのだが。
「西村。まず先に、あのガースーとかいう野郎に、危機感を共有するように言って来い!」
・・・とTVに向かって命じていたです。(・・)
菅首相が、一体、何を思ったのか、昨日の午後3時からニコニコ動画の鈴木哲夫氏との対談番組に生出演。開口一番「みなさん、こんにちは。ガースーです」と、お気楽極楽〜って感じでニヤニヤと笑みを浮かべて挨拶したのである。(゚Д゚)<ガースーはネットで使われている菅に呼称。>
しかも、少し前に政府の分科会が、Go To 停止を含むコロナ対策の提言をまとめて、発表していたというのに。<実際には先月から何度も Go To 自粛などを提言し続けているというのに。>
菅首相は、Go Toトラベルの停止について、「まだそこは考えていません」「今日、提言されたばかりですから」と、あっさり退けたのだ。(>_<)
* * * * *
昨日11日、政府の新型コロナウイルス対策分科会が開かれ、閣僚や専門家が今の感染拡大や医療体制の逼迫に対する危機感を示し、Go To 政策を含む国民の移動の抑制や時短営業などについての提言をまとめたのだ。
『分科会後に尾身茂会長が会見。感染状況が「ステージ3」に相当する地域を3つに分類した上で、感染の「高止まり地域」や「拡大継続地域」では、GoToトラベルの一時停止や、飲食店の営業時間を午後8時までにすることを検討すべきなどとした提言をまとめた、と明らかにした。
尾身会長はステージ3に相当する地域として、東京、大阪、北海道が該当するとの認識を示した(東京新聞20年12月11日)』
『年末年始に交流を通じて感染が全国的に拡大すると、さらに医療がひっ迫し、結果的に経済も大きな打撃を被るとして、「一人一人が年末年始を静かに過ごすことが求められる」としています。(NHK20年12月11日)
西村大臣も、分科会後、それなりに深刻な顔をして、「これまでも専門家の提言をいただいて、それを踏まえて感染拡大がみられる都道府県知事と緊密に連携して対策を強化してきた。なんとか感染者数の急激な増加は回避されているが、なかなか減少させることができていない状況だ」「こうした医療がひっ迫してきている状況、なかなか感染者の数が減少しない中で、さらに高い(感染)水準が続けば医療が厳しくなってくる」と指摘。
年末年始の医療機関、医療従事者らへの負荷にも言及し、「是非国民の皆さんにも危機感を共有していただいて、いま一度感染防止策を徹底していただければありがたい」と訴えたのである。(発言部分・・・THE PAGE 20年12月11日)』
さらに田村厚労大臣も11日の会見で、政府と分科会の間に温度差があるのではないかと記者に問われて、少しムキになるような感じで、「温度差はない」と反論。「非常に危機感を持っているからこそ、各自治体の医療提供体制に対して、しっかりした対応をお願いしているし、人材派遣の支援もしている」「各都道府県、自治体と話し合いをする中で進めているが、しっかりと危機意識を持って対応していきたい」などと語っていたにもかかわらずだ。(++)
菅首相は今月4日、臨時国会の閉会に合わせて、就任以来2回目の会見を行なったものの、コロナ対策に関しては、あまり語らず。首相自ら、国民にコロナ対策に関して、わかりやすく方針を説明することが望まれている。(・・)
ところが、菅首相は、どうも記者から(自分にとって不都合なものも含めて)アレコレ質問されるのが苦手なようで。特定の記者と質疑を行なう形式で、出来レース的なインタビューを行なうのがお好きな様子。
本来なら、多くの国民に見てもらえるように、せめて地上波TVでインタビューに応じるべきだと思うのだが。今回は、ニコニコ動画というネット番組で、特定に記者と質疑をする形式を選んだ。(-_-)
そして、たぶん、若者ウケ、ネット市民ウケ狙いで、自ら「ガースーです」とやったのだろうけど。<そのあと携帯料金のこととか、懸命にアピールしていたしね。>
でも、つい1〜2時間前に、西村大臣や分科会の尾身会長が、渋〜い深刻な表情で、「このままでは感染拡大が止まらない」「危機感を持って、移動などを自粛すべきだ」と国民に訴えかけているのに・・・。
その後で、自分の国の首相に「ガースーです」とやられたら、呆れるのを通り越して、ムカ〜ッと来る人がいても致し方あるまい。_(_^_)_
* * * * *
しかも、何か昨日は朝から「首相はGo To 一時停止に応じず」みたいな記事が出ていたのだけど。<周囲に「一時停止はしない」と宣言していたらしい。>
ネット番組でも、このように語って、コロナ対策で経済政策を重視する意向を表明した。
『新型コロナウイルスの感染拡大が続くなか、観光支援策「Go To トラベル」にも批判の矛先が向いている。首相はトラベル事業の全面的な一時停止について「まだ考えていない」と否定しつつ、「なかなか私の口から言いにくいことなんですけれど、経済が悪くなると、暮らし・雇用を守ることができませんので」と強調。「いつの間にか『Go To』が悪いことになってきている」と不評ぶりを認めつつ、「経済を壊してしまったら大変。アクセルとブレーキを踏みながら、今やっている」と語った。(朝日新聞20年12月11日)』
『感染拡大が続く現状について「これ以上の感染拡大は何としても避けなければいけない」として、感染拡大が続く地域で営業短縮に協力した飲食店に対する支援策を「国として対応したい」と述べた。
一方、GoToキャンペーンの一時停止については「そこは考えていません。考えてないというか、今日提言を受けたわけですから」と語り、「いわゆるステージ3という感染拡大が相当進んでいるところにはしっかり対応するようにという強い提言だったと思います。そうしたことを踏まえて、西村大臣を中心にそれぞれの首長とこれから調整をする」と述べるにとどめた。
また、「アクセルとブレーキを踏みながらやっている」として、医療と経済のバランスを保ちながら舵を取っていることを強調。
「いつの間にかGoToが悪いことになってきちゃったんですけど、移動では感染しないという提言もいただいていた」との本音も吐露しながら、「分科会の委員のみなさまに(一時停止という)提言もいただいたので、そうしたものを受けながら、できる事はスピード感を持ってやっていきたい」と語った。(HUFFPOST20年12月11日)』
<分科会が「移動」は感染しないと言ったのは、旅行する際に、で電車や飛行機で「移動」する行為自体では感染することはほとんどないと言っていたのに、菅首相らは、自分の都合のいいようにその言葉を使うのだ。・・・旅行先でワイワイ観光や飲食をすることで、仲間内や周辺に感染させることにつながっちゃうってことぐらい、わかっているくせに。(-"-)>
ところで、昨日、大阪に新設されるコロナ重症センターで、医師や看護師らおよそ40人による研修が行われ、来週からの患者受け入れの準備を行なったという。(・・)
大阪の吉村知事は、今年の5月頃から第二波に向けて、首都圏と関西に1つずつ国立のICUセンターを作っておくべきだと提言して、政府に対応を要請していたのであるが。政府に自治体でやるべきだと拒否されたため、重症センターを作ることに。(関連記事*1)
しかし、新たな病院、しかもコロナ重症者専用を作るとなると、看護しだけでも150名ほど必要になるようで。なかなか人材が集まらず。
大阪で重症者が急増して、一般の病院のベッドが不足し始めている中、吉村知事は先週、最後の武器として、自衛隊に看護官の派遣の依頼を行なった。(++)
だが、政府、特に防衛省は「検討する」と言っても、なかなか動かず。先に医療崩壊が始まっている旭川市に(24名を依頼したところ)計10名の看護官を派遣を決定した。
<病院に到着した際&院内で打ち合わせをする際、迷彩服を着用していたのが気になっていたのだけど。まさか看護の仕事をする時まで、迷彩服じゃないんでしょうね。^^;>
そして、大阪府は少なくとも30名は看護師が不足していたと思うのだけど。防衛省が派遣を決めたのは、看護官2名、看護助手5名だけだったという。(・o・)
* * * * *
先日、自民党の佐藤正久氏(元自衛官・ヒゲの隊長)が、大阪の吉村知事の話をろくにきかず。看護官派遣を要請したときいただけで「自衛隊は便利屋じゃない」とツイートして、問題視されたのだけど・・・。
『大阪府・吉村知事:自衛隊が最後の手段なわけですから、最後の手段のお願いもしているので。
しかし、大阪府の派遣要請に”ヒゲの隊長”こと陸上自衛隊出身の佐藤正久議員が「自衛隊は便利屋ではない」と苦言を呈した。「何人でもいいからではなく、この病院に看護師約何人とか、施設消毒等具体的なものが必要」と必要な人員などを具体化してから要請すべきと指摘した。
これに対し吉村知事は「便利屋と思ったことは一切ありません」と反論し、防衛省とは水面下で調整を進めており、会見では具体的な数に触れなかっただけだとした。(FNN20年12月8日)』
<記憶違いがあったらゴメン。11年の東日本大震災の時に、民主党の菅直人首相が被害があまりに大きいことから、11日に2万人を予定した自衛隊派遣を、13日には10万人に増やすよう指示したところ、(確かヒゲも含めて)自民党の防衛族の一部が「そんなに送ったら、国土防衛ができない。(菅氏いわくの?)尖閣が守れない。防衛意識が薄い」などと批判していたのだけど。少し立って、自衛隊の働きが評価されるようになったら、「10万人が被災地や国民のために貢献した」と賞賛&自慢しまくっていたのをmewは忘れてないよ。(**) まさか今度も、さして人数を派遣していないのに、「自衛隊の看護官が、コロナ対策でも貢献しました〜」とか自画自賛するんじゃないでしょうね〜。(-"-)>
mewは、自衛隊は、領土の安全を守るだけでなく、災害等を含む有事の際に人命の安全を守ることも大事な任務だと思っている。<他国の災害でも国際貢献して欲しい。>
国民が20万人もの自衛官を雇って、多額の訓練費用を税金で払っているのは、戦争に備えるためだけでなく、一般の人では対応できない危機的な状況において、いわば「プロの危機管理の便利屋」として、国民の安全に役立って欲しいからだと考えている。(・・)
今、コロナ感染拡大によって、日本の医療崩壊を止めることは、国民の安全にとって重要な仕事だと思うし。<コロナ以外の患者の治療や生死にも影響し始めているからね。>
で、これだって、菅義偉首相が、岸防衛大臣(安倍弟)に直談判すれば、もっと早く、もう少し多くの自衛隊の看護官や助手を派遣できるのではないかと思うのだけどな〜。(-_-;)
でも、この有事に、ネット番組でニヤけながら「ガースー」ですとか言っている首相には、もはや国民の安全確保は期待できないかも知れず。早期の「菅おろし」の動きが必要だと思い始めているmewなのだった。(@@)
THANKS
*1
「ICU病院、国が新設を」 大阪府・吉村知事が提言
2020年5月12日 17:08 日本経済新聞
大阪府の吉村洋文知事は12日、新型コロナウイルスの重症患者を治療する集中治療室(ICU)を備えた専門病院を国が新設し、医療態勢を強化すべきだとの考えを明らかにした。府内では現時点で重症者用の病床使用率は低水準だが、吉村氏は「感染の第2波が来た際に備える必要がある」と述べた。
吉村氏は同日、全国知事会コロナ対策本部会議にオンラインで出席し、「爆発的な感染拡大が起きた場合のシミュレーションが必要。首都圏と関西に1つずつ国立のICUセンターを作っておくべきだ」と発言した。
府では、中等症患者の受け入れを始めた大阪市立十三市民病院(同市淀川区)に加え、民間の阪和第二病院(同市住吉区)もコロナ専門病院としての運営が決まっている。吉村氏は「(重症者用は)酸素管などの設備が必要で既存の病院では難しい。プレハブ施設を新設すればICUセンターは実現できる」と述べ、早期の実現を目指すべきだとの認識を示した。
********
吉村知事「つくってよかった」国が却下の重症用施設
12/11(金) 18:38配信 日刊スポーツ
大阪府の吉村洋文知事が11日、府庁で取材に応じた。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う医療逼迫(ひっぱく)に対応し、大阪府に自衛隊の看護師ら計7人の派遣が決まったことに「協力していただける自衛隊のみなさんに感謝したい」と述べた。吉村氏が11日午前、災害派遣を正式に要請し、陸自の中部方面総監が受理した。派遣先は、重症者用のプレハブ臨時施設「大阪コロナ重症センター」など。活動期間は活動期間は15〜28日としている。
また15日から運用を開始する「大阪コロナ重症センター」で全30床の稼働に必要な看護師約130人について「120人程度は看護師さんが手を挙げていただいた。現在も20人の方から申し込みもあり、ほぼ130人の確保ができた」とメドが付いたことも明らかにした。
全30床がフル稼働できる準備が整ったことに吉村知事は「重症センターをつくってよかった。夏に国に東京と大阪にICUセンターをつくる提案をしたが、国には受け入れられなかった。悩んだが、夏に(大阪の重症センターを)つくると判断してよかった」と振り返り、「いま重症センターがなかったら、より厳しい状況になっていた」と話した。
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