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“鶏卵疑惑”自民に飛び火か…これがズブズブ「献金リスト」
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/282221
2020/12/04 日刊ゲンダイ
病院に”雲隠れ中”の吉川貴盛元農相(C)日刊ゲンダイ
吉川貴盛元農相が大臣在任中に鶏卵生産大手の元代表から現金を受け取っていた疑惑で、永田町は大揺れだ。東京地検特捜部の捜査のメスは複数の農水族議員に及ぶという見立てもあり、今頃、ビクビクしている政治家もいるに違いない。業界団体との“蜜月”は自民党の十八番だが、やはり鶏卵業界ともズブズブ関係にあることが、日刊ゲンダイの調べで分かった。
◇ ◇ ◇
日刊ゲンダイは、公益財団法人「政治資金センター」に掲載された政治資金収支報告書をチェック。元代表が運営していた「アキタフーズ」(広島県)や、元代表が特別顧問を務めた業界団体「日本養鶏協会」(東京・中央区)、同協会の政治団体「日本養鶏政治連盟」(2016年解散)からの献金などを調べた。<別表>は、関連政治団体が累計30万円以上を受領した政治家12人のリストだ。
アキタからの献金やパーティー券収入が最も巨額だったのは、公選法違反の罪で公判中の元法相、河井克行被告の関連団体。河井被告が代表を務める政党支部は13〜18年に、計1896万円を受領している。
亀井静香元衆院議員の関連団体もアキタからのパー券収入が目立つ。亀井氏が代表を務めていた「亀井静香後援会」は14、16、17年のそれぞれの年に100万円のパー券収入がある。2人ともアキタ本社がある広島県を地盤としている。
菅首相、加藤官房長官の名前も(C)日刊ゲンダイ
菅首相、加藤官房長官の名前も |
養鶏協会の“支社”からも自民党重鎮への献金があった。安倍前首相の出身派閥の会長を務める細田博之元幹事長が代表を務める支部は、協会傘下の「島根県養鶏協会」から12、14年に計120万円、竹下亘元総務会長の支部も同県協会から12、14年に計120万円を受け取っている。
政治連盟からは、さらに多くの自民党議員の政治団体にカネが入った。多額だったのは、大島理森衆院議長の後援団体だ。11、12、14年の3年で計250万円のパー券収入がある。宮腰光寛元沖縄北方相の支部は11、12、14年に計90万円を受け、アキタ社からのクルーザー接待を報じられた西川公也元農相の資金管理団体は、15年に40万円を受領。菅首相、加藤官房長官、森山裕国対委員長の支部も20万〜30万円を受けている。
献金が確認できたのは計25人の関連政治団体。うち22人が自民党議員だった。いかに自民党が鶏卵業界と昵懇かがよく分かる。
「自民党と業界団体は、ほぼ一体化していると言っていいでしょう。業界側は自らに有利な政策実現を期待し、政治家に献金する。選挙の支援も担うケースが多いでしょう。もちろん違法行為ではありませんが、行き過ぎた例が今回の吉川元農相の一件と言える。不適切な癒着構造は、政策が歪められる恐れがありますから、決して許されません」(政治評論家・本澤二郎氏)
今頃、特捜部への“言い訳”を考えている議員がいるかもしれない。
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