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※2020年11月25日 日刊ゲンダイ1面 紙面クリック拡大
※2020年11月25日 日刊ゲンダイ2面
【安倍命、次は菅に雪崩…でこのザマ】
— 笑い茸 (@gnXrZU3AtDTzsZo) November 26, 2020
自民党政権 もはや下野が当たり前
日刊ゲンダイ pic.twitter.com/Pvtrd43okI
※文字お越し
「逃げちゃダメだ」と何度言い聞かせても、この人には全く響かない。「桜を見る会」の前夜祭を巡る疑惑が急展開。全国の弁護士や学者ら約660人の刑事告発を受けた東京地検特捜部が公設第1秘書や私設秘書、地元の支援者ら20人以上を任意で事情聴取したことに関し、安倍前首相が24日、国会内で記者団の取材に応じた。
案の定、「(捜査の)途中経過なので、今の段階で話をすることは控えたい」と逃げに終始。「説明責任が果たされていないのではないか」との質問に「私はもう国会で答弁している」と開き直ったのには耳を疑う。自身の国会答弁の真偽が今、問われているとの自覚はないのか。
特捜部は、会場となった2つのホテルが作成した前夜祭の費用の明細書を入手。昨年までの5年間で支払総額は2000万円を超えたという。一方、安倍の支援者らは相場の半値以下の会費5000円で、美食と酒を供されドンチャン騒ぎ。支払いは会費だけでは賄えず、差額分は多い年で250万円、計800万円超を安倍事務所が補填していた疑いがある。
安倍は国会でどう説明してきたか。破格の会費について「参加者の大多数が宿泊者である事情などを踏まえ、ホテル側が設定した額を参加者が支払った」と言い張ったのは嘘。野党が提示を求めたホテルの明細書について「発行は受けていない」と繰り返したのも、嘘。「ホテル側との契約主体は支援者である参加者」で全費用は参加者の自己負担とし、安倍事務所や後援会の「収入や支出は一切ない」と強調したのも、やはり嘘だった疑いが濃厚だ。
森友問題で事実と異なる答弁139回
芋づる式に嘘が明るみに出る安倍本人はホンの1週間前、三原じゅん子厚労副大臣のパーティーで挨拶。昨年、安倍への問責決議案に対する三原の反対討論を引用し、「愚か者の所業。野党の皆さん恥を知りなさい。胸をすくような演説でした」と得意顔だった。自分こそ「恥を知りなさい」だ。
「政治資金規正法は1947年の現行憲法施行の翌年に制定。政治活動の収支報告義務を課しているのは、国民の不断の監視と批判が民主政治の健全な発達に欠かせないためです。安倍氏の『収支がトントンだから報告義務はない』との言い訳は、法自体の否定につながる。一国のトップだった政治家の身勝手な超法規的解釈は許されるわけがなく、議員辞職に値します」(政治評論家・森田実氏)
24日は衆院財務金融委員会でも、安倍政権のとてつもない数の嘘が判明した。立憲民主党の川内博史氏が衆院調査局に求めた分析の結果、2017年2月から18年7月にかけて、森友問題に関する「事実と異なる国会答弁」が実に計139回にも及んでいたのだ。
調査対象は、安倍や財務省の佐川宣寿理財局長(当時)らの答弁。財務省が18年6月にまとめた決裁文書改ざんに関する調査報告書と、会計検査院が同月に参院予算委に提出した報告に照らし、内容が異なる答弁をカウント。財務省とは88回、会計検査院とは51回、それぞれの報告内容と答弁が食い違っていた。
「嘘も100回繰り返せば真実になる」――虚飾まみれの答弁は、ナチスドイツの宣伝大臣だったゲッベルスが語ったとされるフレーズそのもの。8年近くも息を吐くように虚偽答弁を重ねたペテン師を「数の力」で支え、それこそ独裁者のごとく担ぎ上げてきたのが、自民党だ。
「捜査中」を盾に希代の嘘つき擁護の恥知らず |
三原をはじめ、自民党の全議員にも「恥を知りなさい」と言いたくなるが、この期に及んでも反省の色なし。特捜部の捜査に「関係者から直接話を聞いていない」(二階幹事長)、「捜査に関するコメントを控える」(加藤官房長官)などと静観を決め込み、安倍の嘘を問いただすつもりは、さらさらない。
25日の衆参予算委の集中審議で、野党は安倍の参考人招致を求めたが、自民は当たり前のように拒否。今後も安倍の言い分通り「捜査中」を理由に野党の要求を蹴とばすのだろう。今なお「安倍サマ命」で希代の大嘘つきをかばい続けるとは異様な感覚だ。立正大名誉教授の金子勝氏(憲法)はこう言った。
「国会は真相究明の場でもあり、その軽視は憲法21条が保障する国民の『知る権利』の否定と結びつく。安倍政権下では、憲法53条に基づき野党が臨時国会開催を求めても一切、無視。17年には98日後に召集し、いきなり冒頭解散に打って出ました。このコロナ禍なら、今年は通年国会が当然なのに、自民は延長もせず会期末の6月17日でサッサと閉じた。7月末に野党が召集を求めても、早期開会に応じませんでした。その理由も『アベノマスク』などの愚策追及を避け、安倍氏を答弁に立たせたくなかったから。その傾向は現政権にも継承され、答弁が不安定な菅首相のため、政権発足から1カ月以上も臨時国会を先延ばし。憲法と国会軽視で主権者の国民をないがしろにすれば、民主主義は根本から崩れ落ちます」
恥知らずの民主主義の破壊集団が、総裁選で菅に雪崩を打ったのもペテン師擁護。ライバルの石破元幹事長なら、桜を見る会など安倍が残した「負の遺産」を検証しかねないからと、寄ってたかって潰しにかかった。
そんな腐った思惑で担ぎ出された菅は、安倍に輪をかけたポンコツだ。答弁は原稿棒読み。日本学術会議の任命問題では独裁者然とした危険な本性をあらわにし、揚げ句が「Go To キャンペーン」の大迷走だ。
すべて後手後手、小出しの場当たり的対策
本来はコロナ収束後の需要喚起策のはずだったのに、官房長官時代に菅が前倒し実施を決定。感染対策と経済回復との二兎を追い、自ら旗を振ってきた手前、固執し続け、感染拡大の「第3波」を招来させた。
全国の新規感染者数が連日、過去最多を更新しても、菅は19日に「マスク会食」を国民に訴えるトンチンカン。たった2日後に政府分科会の「運用見直し」提言によって、やっと重い腰を上げたのは3連休初日と重なるバッドタイミングだ。
これだけ国民に混乱を与える重大な政策転換なのに、菅は記者会見すら開こうとしない。囲み取材で一方的に見直しを表明しただけで、時期や対象地域など具体策は何ひとつ自分の口で説明できない。そもそも菅は首相就任時の9月16日を最後に、正式な会見に応じていないのだ。
「まずは知事の判断」(西村コロナ担当相)と自治体任せの責任丸投げ批判を受け、24日、ようやく赤羽国交相らに具体策を発表させたが、やはり菅は表に出ない。なぜ、除外対象は旅行先のみで除外地域から他の地域への旅行は引き続き割引対象なのか。聞きたいことは山ほどあるのに、菅は沈黙。すべて後手後手、小出しの場当たり対応で説明責任を満足に果たせない。最悪のポンコツ首相だ。前出の森田実氏が言う。
「今の状況は菅首相の能力を超え、全く対応できていない以上、リーダーシップを放棄したも同然。前政権から続いたGo Toなど世紀の愚策を重ね、コロナをまき散らした責任に自民はどう落とし前をつけるのか。加えて安倍氏の桜疑惑も炸裂したのに、今の自民には自浄能力を期待できません。たとえ菅首相が生き残りをかけ、安倍氏を切り捨てたところで、このザマはひどすぎます。衆院の任期満了まで残り11カ月。ズルズルと支持率が下がり、解散を打てず、総選挙で50議席以上を失えば、菅政権は一巻の終わり。さすがに国民も嫌気が差しており、09年の政権交代選挙の再来もあり得ます」
馬脚を現した安倍・菅コンビに犯罪的責任を取らせない限り、もはや自民党政権は下野が当たり前である。
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