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※2020年11月13日 朝日新聞1面トップ 紙面クリック拡大
※2020年11月13日 朝日新聞27面 紙面クリック拡大
※2020年11月13日 朝日新聞27面
感染最多、列島緊張 医療崩壊の不安/軽症者入所待ち 新型コロナ https://t.co/s3QUNi5b3O
— この国を考える (@konokunikangae1) November 12, 2020
新規感染、最多1662人 高齢者の割合、増加傾向 新型コロナ https://t.co/J5wTuNzbL6
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※朝日新聞、紙面一部文字お越し
新規感染、最多1662人 高齢者の割合、増加傾向
https://digital.asahi.com/articles/DA3S14693354.html
2020年11月13日 5時00分 朝日新聞
5都道府県の新規感染者数の推移
新型コロナウイルスの国内感染者は新たに1662人(12日午後11時半時点)が確認され、1日あたりの感染者数の過去最多を更新した。重症化のリスクが高いとされる高齢者の割合が増える兆しも出ている。西村康稔経済再生相は、政府のコロナ対策の分科会後の会見で「大きな流行が起きつつあることは間違いない」と強い危機感を示した。▼12面=社説、29面=列島緊張
これまで全国の1日あたりの感染者数が最も多かったのは、8月7日の1607人(修正値)。都道府県別では、北海道(236人)、神奈川(147人)、兵庫(81人)、茨城(26人)、岩手(10人)の5道県で過去最多となった。
感染者数の増加に伴い、患者が使うベッド(病床)の使用率も高くなっている。厚生労働省によると北海道の使用率は10月中旬時点では7%。だが朝日新聞の集計ではこの1カ月間で54%になった。大阪府も使用率が1カ月で倍増し、30%を超えた。
PCRなどの検査の陽性率は北海道は10%を超え、1カ月前の3倍。愛知県も10%に迫る。一般的に陽性率の上昇は、感染者の増加に検査数が追いついていない可能性があるとされ、感染者を十分に把握しきれていない可能性がある。
「第2波」では感染者の多くは若い世代だった。だが、高齢者の割合が増えている。東京都では、8月10日までの1週間の新たな感染者に占める65歳以上の割合は7・3%だったが、今月9日までの1週間は13・5%。大阪府の60歳以上の割合は7月26〜8月8日の感染ピーク時には13%だったが、11月1〜10日は26%を占めた。北海道でも60歳以上の割合(1週間平均)は10月30日時点では10%だったが、11月6日時点では15%になった。
西村氏は会見で「第3波」という言葉は使わなかったが、「大きな波になりつつある」などと述べた。「現状では緊急事態宣言を出すような状況ではない」としたが、病床や医療体制が逼迫(ひっぱく)するような状況になった場合には「より強い措置をとらなければならなくなる」と話した。
尾身茂会長は現在の状況を感染拡大を抑える「最後のチャンス」と指摘した。「Go Toキャンペーン」についても言及。あくまで感染拡大の要因の一部との認識を示したうえで、分科会が示した感染状況を評価する指標で「ステージ3」にあたると判断された場合は「経済活動についての方策の提言をするつもりだ。Go Toキャンペーンは当然停止」などと話した。
感染最多 列島緊張
医療崩壊の不安 ■軽症者入所待ち
急増している新型コロナウイルスの国内感染者数が、夏の「第2波」のピークを一気に超えた。勢いは止まらず、12日には1日あたりの感染者数が過去最多を更新。「医療崩壊」の危機感も高まり、自治体側は療養施設の確保などの対応に追われている。▼1面参照
北海道 236人
「今の状況が1週間続くと医療崩壊になる」
12日、緊急会見を開いた札幌市医師会の松家治道会長は危機感を隠さなかった。無症状も含めた道内の感染者数は11日時点で1288人。うち入院患者は494人で、2週間で3倍近くに増えた。北海道内ですぐに使える病床は600超あったが埋まりつつあり、道は数日中に約1・5倍の963床まで増やす。
軽症者らを受け入れる宿泊施設も札幌市内のホテル1棟(670室)を借り上げていたが、滞在者は11日時点で520人。急増に対応しきれず、161人が入所待ちとなった。新たにホテル1棟を借り上げて定員を1千室に増やす。札幌市は軽症者や無症状者のうち重症化しにくい若者を中心に自宅療養を認める方針に転じた。11日時点で113人が自宅療養している。
道内では14日連続でクラスター(感染者集団)が発生しており、12日は道北・利尻島の飲食店で10人の感染を確認。一部は島外に搬送された。道内の離島でのクラスター発生は初めてで、道の担当者は「冬場は搬送が難しくなるかもしれない」と危機感を募らせる。
コロナ医療を担う病院でもクラスターが発生し、治療に支障が出始めている。結核患者の治療のため、いったんコロナ患者の受け入れを止めていた国立病院機構北海道医療センター(札幌市)は、10日からコロナ患者の受け入れを再開しようとした矢先にクラスターが起きた。12日時点で看護師10人と入院患者3人の計13人が感染。感染者が発生した病棟の入退院と一部の診療を停止している。
鈴木直道知事は、独自に定めた5段階の警戒ステージを7日に「3」へ引き上げた。それでも11日時点で、基準とする7指標のうち5指標で「4」へ引き上げる目安をすでに上回っている。
12日に会見した道医師会の長瀬清会長は「第3波の波に入っている。状況に応じて、『Go To』キャンペーンの見直しを強く考えてほしい」と訴えた。
ただ、道の経済は観光に大きく依存している。「『Go To』の効果は大きい。ぜひもうしばらく続けてほしい」(JR北海道の島田修社長)と相反する声も出ている。(原田達矢、斎藤徹)
神奈川 147人
過去最多の147人となった神奈川県。黒岩祐治知事は12日、報道陣の取材に「感染拡大の傾向は現実のものになっていると改めて実感した。感染爆発にならないよう、なんとか踏みとどまらないといけない」と厳しい表情で語った。
ただ、「経済を回すなかで感染防止対策をしっかりやっていく、その両立の非常に難しいギリギリのところにきている」とも語り、経済と感染防止を両立させる難しさもにじませた。
黒岩氏は会食で感染が広がるケースが多いとして、飲食物を口に運ぶ時以外はマスクを着用する「マスク会食」などの対策をとるよう県民に呼びかけた。
81人となった兵庫県も2日連続で過去最多を更新した。11日には5段階の警戒レベルを最高段階にあげたばかり。県の担当者は「収束の見通しが見えない」とさらなる感染拡大に懸念を示した。(末崎毅、武田遼)
東京393人「警戒ほぼ最高レベル」
「ほとんど『赤』(最も深刻な警戒レベル)に近い『オレンジ』(同2番目)だと思う」
国立国際医療研究センターの大曲貴夫(のりお)・国際感染症センター長は12日、東京都の感染状況について、報道陣にそう述べた。
同日の都のモニタリング会議で警戒レベルは4段階で上から2番目に深刻なレベル3の評価を維持した。ただ、評価の表現を「感染の再拡大に警戒が必要」から「感染が拡大しつつある」に変え、「急速な感染拡大の始まりと捉え、今後の深刻な状況を厳重に警戒する必要がある」と注意を促した。
都内では12日、393人の感染を確認。都内の1日あたりの感染者数(1週間平均)は11日時点で約244人で前週(約165人)よりも47・7%増えた。大曲氏は、このペースで増えると4週間後には約1160人に達すると指摘。「多すぎるのではないか、絵空事ではないかと言われるかもしれない。だが夏にも同じような状況があり、週単位で患者が急速に増えた」と訴えた。
ここ数日で増えているのが無症状者だ。都によると、9日までの1週間の感染者1459人のうち、無症状者は263人で18%を占める。職場などで感染者が生じ、自発的に検査を受けた人が増えたことなどが要因だという。(軽部理人、荻原千明)
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