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※週刊ポスト 2020年11月6・13日号 各紙面クリック拡大
パペット総理を操る菅官邸の三妖怪🧟♂️🧟♂️🧟♂️ 週刊ポスト📮
— 中嶋利津子 (@alexrikoko) October 30, 2020
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菅首相の目と耳になる杉田副長官 官僚不祥事握り人事を掌握
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2020.10.27 07:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2020年11月6・13日号
菅政権に影響を与える官僚たちとは?(写真/AFP=時事)
菅内閣の支持率が急落中だ。コロナに苦しむ国民は「苦労人の令和おじさん」の登場で庶民重視の政治を期待した。発足当初の支持率は最高74%(読売新聞調査)、自民党に批判的な朝日新聞でも65%で、保守層が地盤だった安倍前内閣より支持のウイングを広げた。それが日本学術会議の任命拒否問題が発覚すると、わずか1か月で読売は67%(7ポイント減)、朝日は53%(12ポイント減)へと大きくダウンした。
「政権に批判的な学者を排除する」という菅首相の統制主義的な手法を目の当たりにした国民は、庶民派イメージとのギャップに戸惑い、不審を覚えたからだろう。政治ジャーナリスト・野上忠興氏が指摘する。
「菅首相は庶民派を演じているが、実は警察官僚に支えられた統制主義者。官房長官時代から自分の意に沿わない官僚を容赦なく左遷した。その目や耳となってきたのが警察官僚出身の杉田和博・官房副長官(事務担当)と北村滋・国家安全保障局長で、いまや彼らの判断が総理を動かしているように見える」
問題の任命拒否を主導したのがその1人、杉田官房副長官だ。杉田氏は日本学術会議側が推薦した105人の会員候補リストから事前に特定秘密保護法や安全保障関連法を批判していた学者6人を除外し、99人リストにして菅首相に提出したと報じられている。首相はリストの人選をそのまま承認していた。
その経歴は、警察庁の警備・公安畑が長く、警備局長、内閣情報官などを歴任した後、第2次安倍政権で官房副長官に就任して以来、現在の菅政権まで足かけ7年10か月にわたって官僚トップの座にある。2017年からは中央官庁の幹部人事を一元管理する内閣人事局長を兼務して霞が関に睨みを利かせる人物だ。
警察官僚出身の杉田和博・官房副長官(写真/共同通信社)
官僚のスキャンダルを握って政権不祥事の陰で収拾に動くことでも知られる。その情報収集力を示したのが前川喜平・元文科事務次官の出会い系バー通い報道のときだ。杉田氏は前川氏が現職次官当時に情報を掴み、本人に事情を聞いて注意したが、一切、表には出なかった。だが、前川氏が退任後に加計学園の獣医学部認可をめぐって官邸の関与があったことを証言する直前、証言の信憑性を疑わせるように出会い系バー通いのスキャンダルが報道された。
本来は首相の「目と耳」となる役割の杉田官房副長官が、安倍首相から菅首相に代わると権限を強め、いまや“影の総理”と呼ばれるようになった。
官邸官僚No.2北村・国家安全保障局長 目指すは日本版NSA
https://www.news-postseven.com/archives/20201028_1607583.html?DETAIL
2020.10.28 11:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2020年11月6・13日号
「官邸のアイヒマン」の異名を取る北村滋・国家安全保障局長(写真/AFP=時事)
菅義偉内閣が支持率を落としているなか、その目や耳となって動いているのが、警察官僚出身の杉田和博・官房副長官(事務担当)だ。学術会議の人選騒動において会議側が推薦した105人から6人を除外したのも、杉田副長官の主導だとされる。
さらに、菅政権を中枢で支えるもう1人の警察官僚が北村滋国家安全保障局長だ。英語とフランス語が堪能で、警察庁外事情報部長から内閣情報調査室トップの内閣情報官を異例の8年間務めたことから「官邸のアイヒマン」の異名を取り、北朝鮮の拉致問題やロシアとの北方領土交渉も担当してきた。
昨年からは国政全般について首相に情報提供や助言を行なう「内閣特別顧問」を兼ね、内閣官房参与より上位の首相の“最高ブレーン”でもある。その北村氏は菅内閣が発足するとただちに米国を訪問し、ポンペオ国務長官と会談して「日米同盟をさらに強化する方針は変わりない」と首相の外交方針を伝えた。担当の外交や安全保障分野から、貪欲な権限拡張にも乗り出した。経産省中堅官僚が語る。
「国家安全保障局をもっと大きくしたい北村氏は、今年4月に経済班を新設してコロナの水際対策の指揮を取るようになり、来年度からは経済班をさらに拡充して厚労省や農水省、水産庁などからスタッフを入れて感染症対策から先端技術の輸出管理、海洋資源確保、デジタル通貨への対応、IT政策まで権限を広げようとしている。目指しているのは米国のNSA(国家安全保障局)のような巨大情報機関です」
「行革の菅」の足元でそんな構想が進んでいる。官邸官僚の序列は、杉田氏が1位、北村氏が2位と見られている。
首相の威光振りかざす官邸官僚 和泉補佐官は汚れ役厭わない
https://www.news-postseven.com/archives/20201029_1607599.html?DETAIL
2020.10.29 11:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2020年11月6・13日号
和泉洋人・首相補佐官(写真/共同通信社)
学術会議問題の影響もあり、支持率を低下させている菅内閣。その菅義偉・首相の周りを固めるのは、警察官僚出身の杉田和博・官房副長官(事務担当)や北村滋国家安全保障局長といった“官邸官僚”だ。その序列は杉田氏が1位、北村氏が2位と見られている。
そして、その序列を飛び越える官邸官僚が現れた。和泉洋人・首相補佐官だ。菅首相は10月18日から就任後初の外遊でベトナム、インドネシアを歴訪したが、首脳会談の陪席者の席次が外務官僚や同行記者を驚かせた。
首相の右隣に側近議員の坂井学・官房副長官、通訳を挟んで左隣には和泉補佐官、北村国家安全保障局長の順番で座ったからだ。
「国家安全保障局長のほうが首相補佐官より役職の序列は1ランク上だ。和泉補佐官は外交担当でもないのに坂井副長官と並ぶ準閣僚級の扱いで北村氏と席次が逆転し、側近官僚ナンバーワンということを見せつけた」(外交に強い政界関係者)
和泉氏は官邸官僚としては異例な経歴を持つ。東大工学部都市工学科から旧建設省に技官として入省、国土交通省住宅局長などを歴任して退官後、民主党政権で野田内閣の内閣官房参与となった。政権交代で第2次安倍政権が発足すると民主党政権に仕えた官僚が次々に排除されるなかで、和泉氏は首相補佐官に抜擢された。
とくに菅氏が力を入れたインフラ輸出や沖縄の基地移設問題では官房長官の“代理人”として動き、強引な手法で批判を買った。沖縄の米軍ヘリパッド建設が地元の反対運動で難航すると、和泉氏は隣接地に発電所を持つ電源開発に「本件は官邸で官房長官直結で私が仕切っており、一省庁の問題ではなく、国の問題」と施設を使わせるように要請、「海外案件は何でも協力しますから」と“便宜供与”をほのめかしていたことが電源開発側の文書で明らかになった(沖縄タイムズ報道)。
日越首脳会談に付き添う和泉洋人・首相補佐官(右から2番目。一番右は北村氏。時事通信フォト)
また、インフラ輸出ではインドへの新幹線輸出の政府側責任者を務め、現地視察の際に部下だった大坪寛子・現厚労省審議官を同伴、「コネクティングルーム」に宿泊していた公私混同の“不倫出張疑惑”が報じられた。
加計学園問題では、文科省の前川喜平・元事務次官が、和泉氏に官邸に呼ばれて「総理は自分の口からは言えないから、私が代わりに言う」と獣医学部の早期開設を求められたことを明らかにしている(和泉氏は否定)。
改めて前川氏が和泉氏の手法を証言する。
「首相補佐官には各省庁に指示を出す権限はない。しかし、和泉氏は自分は次官より上だと思っているから官邸の自室に呼びつけるわけです。私の時も、“(獣医学部認可を)当然、やるんだろ”という感じで上から目線でいわれた。私は『大臣が決めることです』と答えたが、他の官僚は和泉氏のバックに菅さんがいると思っているから、断わるわけにはいかないんでしょう」
和泉補佐官は“汚れ役”を厭わず、菅氏の威光を振りかざしてきて強引に懸案を解決しようとしてきたことがわかる。
「菅さんはその能力を高く買っており、菅政権になってから和泉補佐官はますます権勢を振るい、総理は官邸での各省幹部との協議には和泉氏を同席させて内政も外交も意見を求めるようになった」(官邸の中堅官僚)
首相動静を見ると、政権発足以来、菅首相と会った回数が最も多いのが和泉氏、次が北村国家安全保障局長となっている。
いま和泉氏はコロナ対策から、菅政権の看板「デジタル庁」創設のために新設されたワーキンググループの実質責任者となり、“不倫外遊”でミソをつけた新幹線輸出でもインド高速鉄道に関する日印合同委員会の共同議長として入札方式を協議、さらに首相の外遊に随行するなど“寵臣”ぶりを発揮している。
菅首相 経産官僚を官邸から追放、警察官僚と側近官僚に集約
https://www.news-postseven.com/archives/20201030_1607621.html?DETAIL
2020.10.30 07:00 NEWSポストセブン 週刊ポスト2020年11月6・13日号
菅首相は安倍前首相と側用人の使い方がどう違うのか(写真/AFP=時事)
菅義偉・首相の学術会議人事問題を主導したのは杉田和博官房副長官だと言われる。同様に様々な施策に主導的に携わっているのが、北村滋国家安全保障局長と和泉洋人・首相補佐官。彼らは“官邸官僚”と呼ばれる。
そんな官邸官僚は、安倍政権時代にも目立った動きを見せていた。安倍政権時代は“側用人”と呼ばれた今井尚哉・総理首席秘書官兼首相補佐官を中心とする経産官僚出身の官邸官僚が内政、外交に権勢を振るった。官邸官僚の力関係が菅政権になると一変した。『官邸官僚 安倍一強を支えた側近政治の罪』の著者でノンフィクション作家の森功氏が語る。
「安倍官邸は今井氏を中心とする安倍側近官僚、和泉補佐官たち菅側近官僚、杉田官房副長官、北村国家安全保障局長ら警察官僚の3つのグループが権勢を競い合い、対立していた。政権末期は今井氏ら経産官僚がアベノマスクを配るなどコロナ対策で暴走、菅氏と側近官僚グループは中枢から外された。しかし、菅氏が首相になると逆に経産官僚を官邸から追放し、警察官僚と菅側近官僚に集約され、いまでは政権全体を和泉氏が仕切るようになってきた」
“新・側用人”の登場だ。しかし、側用人とはもともと江戸幕府で将軍の命令を執政官である老中に伝える役目だが、菅首相は安倍前首相と側用人の使い方が違う。
「実務家を自任する菅総理は、好みの官僚やブレーンの業界人の提案に飛びついて実現させてきた。和泉氏の提案も丸飲みしてゴリ押しさせる。その傾向は総理就任後、さらに強まっている。官僚はすでにバックに菅総理がいることがわかっているから、和泉氏は安倍時代のように『総理のご威光』という必要もない。これをやろうと思えば菅総理に提案し、丸飲みさせて官僚に指示すればいい。そうすれば官僚はそのまま実行していく」(同前)
警察官僚出身の杉田和博・官房副長官(写真/共同通信社)
そうなると、首相と補佐官の主客転倒である。今井氏と和泉氏は官僚のタイプ、権力行使の目的が違うと分析するのは元代議士の政治評論家・木下厚氏だ。
「同じように権力を握っても、総理秘書官だった今井氏は安倍首相個人に仕え、守るという意識が強かった。安倍さん個人に忠誠心を向け、助言し、その意向を実現するために権力を使った。
一方の和泉氏のこれまでの言動を見ると、ノーベル賞学者の山中伸弥・教授にiPS細胞研究への国の助成を打ち切ると恫喝したり、沖縄のヘリパッド建設をめぐる民間企業への便宜供与提案にしても、その行動のインセンティブは、菅氏の威光をバックに権力を振るえるという部分にあるように思える。権力を得るために菅首相の忠実な部下となっているのではないか」
権力に貪欲な“官邸官僚”に操られる菅政権は、国をどこに向かわせようとしているのか。
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