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新記事『官邸前の抵抗は引き継がれた 「父母が経験した戦争への道を繰り返している」』
— 田中龍作 (@tanakaryusaku) October 28, 2020
「国会が終わるまで座り込みたい」。国会が始まるまで25日間もハンストを続けた菅野の後継者らしく意志は固い…https://t.co/hI48EP181o
名前を教えていないのに私服刑事は「Kingさん…」と話しかけてきた pic.twitter.com/MuVoN0nrBB
官邸前の抵抗は引き継がれた 「父母が経験した戦争への道を繰り返している」
https://tanakaryusaku.jp/2020/10/00023920
2020年10月28日 14:39 田中龍作ジャーナル
名前を教えていないのに、私服刑事は「Kingさん…」と話しかけてきた。=28日、官邸前 撮影:田中龍作=
学術会議への人事介入に抗議する菅野完のハンストが終わると、バトンを受け継ぐように座り込みを始めた人物がいる。
Miky King(mikayo kin)さん。菅野がハンストを終えた26日から同じ場所で座り込みを始めた。イスも菅野から引き継いだ。菅野とはSNSがきっかけで知り合った。
Kingさんは生後2ヵ月から21歳までを沖縄県宜野湾市で過ごした。自宅は米軍普天間基地のすぐ傍だった。戦闘機が離着陸すると障子が揺れた。
父母は共に戦争経験者だ。離島にいた母は、サバニ(小さな漁師舟)に乗って本島に渡り、ヤンバルの森に逃げ込んだ。血まみれの死体を跨ぎながら獣道を歩いた、という。
戦後も米軍機の爆音を聞くと眠れなくなり、睡眠導入剤を手放せなかった。
オスプレイが駐機する米軍普天間基地。「世界一危険」と言われる基地のすぐ傍でKingさんは育った。=2018年9月、宜野湾市 撮影:田中龍作=
母と同郷だった父もヤンバルに逃げ込んだ。蘇鉄やアフリカマイマイなどを食べて生き延びた。流れ弾に当たった父の頭と背中には大きな傷があった。
沖縄戦で受けたトラウマからか。父は家族に暴力を振るうようになった。娘のKingさんにも。
DVサバイバーのKingさんは、間接的な戦争被害者とも言える。
米軍が支配する沖縄で育ち、父母は戦争の傷を負ったまま。苛酷な環境を生きてきたKingさんは人一倍、戦争を憎む。
「父母が経験した戦争への道を(日本政府は)繰り返している」「抵抗している人がいることをパンケーキおじさんに知らせたい」。Kingさんは座り込みを始めた動機を語った。
「国会が終わるまで座り込みたい」と話す。国会が始まるまで25日間もハンストを続けた菅野の後継者らしく意志は固い。
菅野と同じく官邸を向くKingさん。権力の動向をチェックしながらの座り込みだ。=28日、官邸前 撮影:田中龍作=
〜終わり〜
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