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日本列島を襲うコロナ秋の第3波 感染拡大の危険な22道府県
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/280480
2020/10/26 15:00 更新日:2020/10/27 10:41 日刊ゲンダイ
感染対策は進歩なし(感染症対策分科会)/(C)日刊ゲンダイ
25日、全国で新たに確認された新型コロナウイルス感染者は495人。東京(124人)、大阪(70人)が目立つものの、気がかりなのは全国各地でジワジワ増加傾向にあることだ。秋冬の第3波は、列島の隅々に到来しつつある。
◇ ◇ ◇
中でも、感染拡大の危機が迫り、対応が急がれるのは別表の22道府県。「実効再生産数」「10万人当たりの病床数」「重症者数」を一覧にした。
最も注目なのは、1人の感染者が平均で何人に感染させるかを表す指標である「実効再生産数」だ。1を下回ると感染者数は減少し、収束に向かうが、1を上回ると感染は拡大する。東洋経済オンラインが算出している全国の実効再生産数(10月23日時点)は1・01人。22道府県が1を上回っている。
1人が2人以上にうつす「2超」は4県。トップの山口は10月11日以降、感染者ゼロが続いていたが、21日に東京出張帰りの70代会社役員の感染が確認された。陽性の濃厚接触者3人のうち1人は当初、無症状だったが、現在は重症だ。
群馬では県警大泉署で9人感染のクラスターが発生。全署員107人中74人が自宅待機という異常事態になっている。前橋市の専門学校生5人の感染も確認された。岡山では5人の会食クラスター、和歌山では7人のスナッククラスターが起きている。
表:対応が急がれる22道府県
病床逼迫をいかに回避するか
群馬と岡山は病床数も危うい。厚労省が発表した21日時点のコロナ患者向け確保病床数を基に10万人当たりの確保病床数を算出したところ、群馬と岡山は全国平均24・4床を大きく下回る。
病床数でリスクが高いのは静岡、愛知、兵庫で平均の半分以下の水準だ。22人の重症者がいる大阪も15・45床と心もとない。拡大傾向が続けば、病床が逼迫する事態にもなりかねない。
医療ガバナンス研究所理事長の上昌広氏が言う。
「政府は、感染機会を増やすGo To キャンペーンを実施する一方で、感染抑制策は感染者の濃厚接触者をPCR検査するという従前のやり方から全く進歩がない。世田谷区や神戸市の社会的検査のように、感染拡大の前に手を打つ予防的な対策も必要です」
世田谷区は10月から、有症者や濃厚接触者に限らない社会的検査を重症化リスクのある高齢者が多い介護施設で開始。2万6000件の検査をする。神戸市は11月下旬から、介護施設や障害者施設の職員を対象にPCR検査をスタートさせる。最大1万1000人が対象だ。
コロナ最優先を掲げる菅政権。もう少しマトモな感染対策をやったらどうか。
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