http://www.asyura2.com/20/senkyo276/msg/713.html
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赤旗スクープ!
— かばさわ洋平 (@ykabasawa) October 21, 2020
官邸のTV監視ここまで。出演者発言書き起こしなど日常的監視が判明。常時監視対象平日7番組、土日4番組。
「ひつおび」「ミヤネ屋」「羽鳥慎一モーニングショー」「とくダネ!」「報道ステーション」「日曜討論」など。徹底した監視ぶりです。 pic.twitter.com/OP8jyBwJFA
内閣広報室がテレビ番組での出演者の発言を詳細に記録していました。「しんぶん赤旗」が情報開示請求で入手。開示されたのは3月1日〜16日までの分だけですがA4で700枚。テレビでの発言を官邸が日常的に監視。私の出演した番組も克明な記録が。
— 小池 晃(日本共産党) (@koike_akira) October 22, 2020
議事録は残さないくせに。https://t.co/s3ogqE1KBR pic.twitter.com/l0sBBRi5q9
官邸のTV監視ここまで
本紙が記録入手 出演者発言・ナレーション・見出し…詳細に
しんぶん赤旗 2020年10月22日【1面】
3月前半分 A4で700枚
内閣広報室がテレビのニュース・情報番組の出演者の発言を詳細に書き起こした記録文書を、本紙は情報開示請求で入手しました。テレビでの発言を官邸が日常的に監視し、政権の意に沿わない報道に対抗措置を取る狙いがうかがえます。(関連4面)
開示された文書は大別して2種類で、「報道番組の概要」と、「新型コロナウイルス関連報道振り」。A4判で700枚にのぼります。その期間は安倍晋三首相(当時)が「一斉休校」を要請(2月29日)した直後の3月1日から16日まででした。
「概要」に記載されているのは、分刻みの放送時間、ニュースの見出し、出演者の発言です。「一斉休校」「休業補償」など、政府の方針にかかわるテーマが話し合われた時に、“テープ起こし”をしたと思えるほど詳細に記録しています。
閣僚や与党の重要議員、各党出席の討論番組などは“全文起こし”されています。VTRのナレーションやアナウンサーの発言も含め、徹底した監視ぶりです。
常時監視の対象となっていたのは、平日の7番組と、土日の4番組でした(別項)。平日の日中の番組記録は同日中に提出され、平日夜の番組は翌日、土日の番組は月曜に提出されています。
安倍政権下では、徹底したメディア対策が取られました。特に影響力の大きいテレビに対しては、政権に批判的なニュース番組のキャスターを降板に追い込むこともしました。官房長官時代からメディアに対してさまざまな干渉・圧力を加え、日本学術会議人事への介入にみられるように強権をいとわない菅義偉首相のもとで、これが一層強化されることが懸念されます。
メディア支配狙う
『放送レポート』編集長 岩崎貞明さんの話
ターゲットは個人で、特定の番組のキャスターやコメンテーターの発言に絞って克明に記録しています。そして、新型コロナウイルスの感染が拡大してからは対象番組を増やしました。発言者にしてみれば、政権から監視されているという感じはするでしょう。
相当な時間とお金を使い、何をやっているのかと思います。政策の評価を気にしていることの表れでもあるでしょう。この文書そのものを使って何かをしたという形跡はありません。ただ、メディアを支配下に置きたいという政権の意向の一端ではあると思います。
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官邸のTV番組監視 新型コロナ報道に敏感
注目人物、発言を幅広く記録
しんぶん赤旗 2020年10月22日【政治総合】
本紙は6月11日、安倍晋三首相(当時)が新型コロナウイルスの感染拡大で、学校等の「一斉休校」を要請した直後の3月1日から6月11日分までの、内閣広報室でテレビ出演者の発言を記録した文書を開示請求しました。しかし「複数の開示請求が当室へ寄せられている」ため時間がかかるとして、入手できたのは3月16日分まで。残りは来年8月11日までに開示決定をするとされました。
常時監視番組以外の番組でも、注目人物が出演していれば、監視対象になります。
発言全文起こし
例えば、報道番組とはいえないTBS系「アッコにおまかせ」(3月8日)も、部分的に全文起こしされていました。それは岡田晴恵・白鴎大学教授が出演した場面でした。
“全文起こし”は次の番組でされていました。
NHK「日曜討論」▽BS日テレ「深層NEWS」▽BS―TBS「報道1930」▽フジ系「日曜報道 THE PRIME」▽BSフジ「プライムニュース」▽BS11「リベラルタイム」▽BS朝日「激論!クロスファイア」
発言は、弁護士の橋下徹氏や、政治ジャーナリストの田崎史郎氏を含め、政府方針に賛成か反対かにかかわりなく記録されています。
「報道番組の概要」とともに開示された文書「新型コロナウイルス関連報道振り」は、「概要」から新型コロナに関する発言を抜き出したものでした。
「概要」になかったNHK「ニュース7」「ニュースウオッチ9」、TBS「グッとラック!」も部分的に監視しているのが特徴です。開示されたのは3月9日分まででした。
興味深いのは、一部の発言にアンダーライン(傍線)が引いてあること。例えば、3月2日のTBS系「NEWS23」では、アンカーの星浩氏の次の発言に傍線がありました。
「政権幹部にいろいろ取材してみると二つあったという。週明けに、おそらくPCR検査が進むと感染者の数も増えてくる。これに対して政権は何か手を打っていることを見せたいというのが一つある。(中略)現実的には、休校に実は慎重だった菅官房長官の意見は入れられず、安倍総理と側近の今井秘書官で決めたというのが実態のようだ」
もっとも、その後の「(休校要請の)会見は結果として失敗だったと思う。…国民の疑問に答えようとしない総理の姿というのが見えてしまった」という星氏の厳しい指摘に傍線はありません。
また別番組では「若い人ほど症状が軽い」「感染者の8割ほどは他の人に感染させていない」などの発言にも傍線が引かれていました。
メディア報じず
コロナ対策が“後手後手”と批判にさらされる中、報道による世論の動向の変化に敏感になっていることをうかがわせます。
政権によるテレビ発言の監視は、今年6月に『週刊ポスト』が報じました。内閣広報室が「複数の開示請求」があると認めている通り、同じ資料を手にしたメディアはあるはずです。しかし、いまだに報じられていないのはなぜか。萎縮しているとしたら残念です。
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