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日本でトランプを支持している人々は、安倍政権を支持していた言論人、ネットウヨ、特に、「嫌中」の人々が多い。彼らは、トランプが対中国に対して強硬姿勢を取っているため支持しているのだろうが、対中国で、本当に戦争を企図している勢力はむしろバイデンを支持している勢力なのかもしれない。また、対中融和を意図している日本のリベラル層や経済界は、対中関係を「対話関係」に戻すと言われているバイデン登場を望んでいるやに見受けられる。
現在の対中国の強硬政策は、その全てをトランプの意図とするのは疑問が残る。トランプは「金勘定で一方的にアメリカの赤字要因になっている」中国に課税したいだけ。彼特有の反射的な反応で、深くは考えてないと思われる。その他の南沙諸島問題の肥大化や一連のファーウェイへの圧力、輸出規制、台湾問題への肩入れなどは、対中摩擦をこじらせ、本気で「戦争」をもくろむ勢力の動きと理解できる。トランプはむしろこの「戦争」を阻止する側に回っている。
アメリカ第一で、我々は外国に干渉しないから、アメリカにも干渉するなという「アメリカファースト」特有の対応。そのため、中東などにおいてはロシアと話した方が解決は容易で金もかからず、自国の(金食い)軍隊も引き揚げられると動いている。これらが気に食わない勢力がバイデンのバック。いわゆる、産軍複合体、グローバリスト、諜報機関、マスコミ、右派宗教団体、などなど。
アフガンに始まり、リビア、シリア、ウクライナ、これらを彩ったカラー革命の首謀者はヌーランドや、ソロスに表象される組織の連中。トランプはこれに意図的ではないが逆らっているので、ロシア疑惑などでっち上げられてマスコミの総攻撃にあっている。ところが、中国と日本の区別も曖昧な大多数のアメリカ人にとって、最も大事なのは自分たちの日常。外国まで出て行って訳のわからぬ干渉をしでかすオバマや女クリントンは「牢屋にぶち込んでしまえ」となってしまう。
さて、どちらが勝利をおさめるか? 世界にとっては、バイデン選出で一瞬 「やっと普通に話せる相手になった」 と一安心するが、その後に来る「仕掛けられる紛争の世紀」は日本を対中政策の手駒にしてしまう危険を孕む。
今次の大統領選挙は、アメリカ市民にとっても日本にとっても、どちらが「より良いか」ではなく、どちらが「より悪くないか」を選択するものとなる。アメリカの挑発に乗らず、穏やかに耐えて力を溜めるがごとき中国と、なりふり構わず対中圧力を強めるアメリカ。将来の覇権国をめぐる激烈な戦いが今繰り広げられている。
「兎に角アメリカについていけば間違いない」時代が終わり、この国を自らデザインしなければならない状況が訪れているのに、メッセージ一つ発せず、真っ先にやることが「携帯料金の値下げ」ですか。大丈夫でしょうか。(それにしてもいつから民間の価格体系をお上が決めるがごとき経済統制国家になったのですか。今は江戸時代ですか….)
物言えば、唇寒し秋の風。今からは、モノ言えば、首筋寒し菅の風。
皆さま、クローゼットには注意しましょう。
クワバラクワバラ.....
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